2020年04月05日

ランドセルなのに

   新しいデザイン
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 新学期が近いので孫のプレゼントを探しに瀬戸市内へ、何か変わった物は無いのかと2、3軒見て歩いたが見つからず、久し振りに焼きそばを食べに何時もの店に。
 市内ではここが1番好きな店、本当は隣にあった福助と言う店が良かったが、閉店してしまい今はこの店に通っているのだが、飯時は相変わらず混んでいる。
 この店は持ち帰りも多く、店の前は行列が出来るので、電話での注文も多いと聞く、確かに電話で注文した人が焼きそばを受け取って帰って行く。
 混んでいる時は店の前で待つしかないが寒い、夏は暑いし、冬は寒いが皆この焼きそばを待っても食べるのだと、そんな人で何時も満員となる。
 店は20人も入れば超満員、隣との隙間もないくらいに狭くて、食べるのにも注意して食べないと、しかし皆黙って食べているから、味には文句がないからだ。
 そんな焼きそばを食べ、再び孫のプレゼントを探す、どんな物が良いのかとキラクターグッツのある店に行き、色々と物色したがやっぱりピンとこない。

 現代のキャラクターものは何故か面白くないと、何だかんだしている内に久米邸に戻ってきてしまい、何しに行った事やらと悔やむ事仕切り、すると久米邸の主人が、「戸田さん面白い物がありますよ」と言って何やら持って来たものが陶器、孫のプレゼントに陶器はナイト思った。SANY1386.JPG
 箱から出した物を見て、一瞬面白いと直感、箱から出てきたのは陶器でできたランドセル、それも可愛いくて小さなもの、これはイケると。
 色合いも非常に良い物、特に陶器で今までこんな形の物はなかったように思う、それで手にとってよく見ると貯金箱になっているのだ。
 ランドセルの貯金箱、これは面白いと思い、値段を聞くと思っていたよりも安くて、それでいて子供を引き付ける魅力のあるものだ。
 貯金箱とは面白く、プレゼントに何か面白い物と考えていただけに、このランドセルの貯金箱は新学期には「棚ぼた」だと思った。
 普通貯金箱であれば、キャラクター物とか定番のポスト型、後は動物ものとかで、この様な意表を突いた品物は中々ない。
 ちょっとしたアイデア、若い女性が考案した物だと聞く、これなら家の孫もきっと喜ぶだろうと、早速購入したが、後からプレゼント用にラッピングしなければならない。
 それにしても一寸したアイディアで貯金箱も面白いものに変身するものだと感心する事仕切り、やっぱり頭のやわらかい人は考え出すのもユニークだ、それにしても新学期が出来るのか。
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2020年04月04日

ニッパ君

   人 気 者
SANY1105.JPG ニッパ君、言わずと知れたビクター社のトレードマークの犬だ、この犬のマークは世界中に轟かせ、ビクターの名を世界に知れる事となるが、何故そんな事になったのか、それはこの犬の生い立ちにある、日本で有名な忠犬ハチ公、あの犬と同じように主人を待ち続けた犬だ。
 この犬の飼い主はおおいにこの犬を可愛がり、幸せな日々を送っていたが、突然飼い主が亡くなっしまうのだ、しかし飼い主が亡くなった事が分からず待ち続けていたが、当然の事だが飼い主は帰る事はなかった。
 その後ニッパ君は兄弟に引き取られ、そこで生活をする事になったが、そこでも飼い主を待ち続けていたらしい。
 ある日、もとの飼い主の声が入っている蓄音機をかけた時、蓄音機から聞こえて来る懐かしい飼い主の声、ニッパ君は蓄音機の前に座りじっと飼い主の声を聴いていたと言う。

 その姿がいじらしくなり、そのSANY4880.JPG飼い主が絵を描いたのがビクター犬のはじまり、如何にもその姿が愛らしく、心に響いてくるような姿、実に心を打たれる絵だ。
 それに目を付けたのがビクター社、その絵を買い取りトレードマークとしたのだ、そんなエピソードは世界に知れ渡り、ビクター犬として有名になる。
 日本にもビクター犬として入って来るが、すぐに日本の人に受け入れられ、日本でもビクター犬の姿を模して、置物が作られるようになる。
 勿論忠犬ハチ公とダブらせての事、愛らしい姿が日本人の心をとらえたのであろう、この置物はニッパ君として人気を博する事に、もっともビクターの蓄音機とはかかわりなく、この犬の置物だけが人気を博する事となり、本来の蓄音機とは切り離される。
 本来ならば蓄音機と付きものとなるはず、しかしこの犬の置物だけが先行し、全く蓄音機とは別の歩き方をすることになる。




























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2020年04月03日

驚き

   想像の産物
 江戸時代は鎖国により、海外の情報が庶民には伝わらずSANY3917.JPG想像の産物として意外なものが浮世絵に描かれているのだ。
 一番面白いのものは寅、江戸時代には寅はライオンの雌と思われていたとか、そんな訳で寅をえがいたものは今見ると滑稽なものに見える。
 我々は実物を見ているから疑問にも思わぬが、寅を見た事のない人にとっては想像の動物、どんな姿なのかハッキリしない。
 だから絵師は当時寅はこんな風の動物と言われたものでしか描けなかった様、だから何とも言えない動物が描かれ、現代人には笑えて来るくらいに違いを見せている。
 勿論寅だけではなく、象、ライオン、キリンなども同じ事で、見た事のない動物、だから絵師にとっては想像の動物であった。
 特に人気の虎とはの絵は色んな絵師が描いているが、実物の寅とは似ても似つかないものになっている事が多く、猫みたいな絵が多い。
 もちろん猫を大きくしたら寅に近いかも知れないが、現物は全く違うもの、知らないと言う事はその程度の事しか書けないのだ。SANY3921.JPG

 幕末になると浮世絵の中に時計の絵が描かれているが、どう見ても現物を見て描いていないと思われるものが多い。
 絵師が時計で出会うと言う事はそんなに多くはないと思う、勿論お抱え絵師であれば時計を見もしようが、町の絵師では実物の時計を見る機会はなく、これも想像で描くしかない。
 写真の時計の絵、どこかおかしいが気が付くものなのか、絵師は懐中時計を描いた筈、良く見てください懐中時計に振り子が付いています。
 こんな時計は実在していないのは当たり前であるが、描いた絵師はそんな事は知らないで描いており、当時は名の通った絵師である。
 そんな絵師でも当時の懐中時計の現物を見た事が無い証拠、現物を見ていればこんな懐中時計は書かない筈である。
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2020年04月02日

木象嵌

   模 様DSCN1311.JPG
 象嵌とは模様を埋め込み描くものを指す、色々なものに模様を描くことができるが、卓越した技術が必要となり、緻密な作業を要するものである。
 難しいのは模様を埋め込むことにあり、描きたい模様をまず本体に描く、そしてその部分を薄く削り取ることになる。
 描いた模様を埋め込むために、あらかじめ削っておくのである。
 そしてその削り取られた部分に隙間なく同じ模様を埋め込むのである。
 少しでもずれると下地が見える事になるから、下地の模様と寸分違わず模様を作ることが必要となるのだ。
 象嵌には金属に施すもの、木製品に施すもの、そして陶器の年度に施すものとがあり、今回のものは木象嵌である。
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 この象嵌は古くから行われて来たもので、陶器に行われたものだが、その後金属や木製品に行われるようになったと言う。
 今回の象嵌は木製品のものに模様を入れこまれたもの、特にヨーロッパで盛んに行われてようだが、世界各国に見られる技法であるという。
 木製の時計本体に材質の違う木材を使って模様が埋め込まれている。
特に高級品の時計に施されたが、その後技術の発達により一般品にも使われるようになった。
 写真の木象嵌はヨーロッパの時計に用いられている象嵌、様々な色の違う材料で模様が埋め込まれているものだ。
 時代的には1800年代のものだと思われ、普及品と言える代物。

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2020年04月01日

御殿の修理

   雛巡りの片づけ
SANY4283.JPG 毎年開催している雛巡り、今年も開催されたが、その片付けにすでに入っており、色々な物を修理しなければならない。
 特にこれから始まるのは御殿の修理であり、一番厄介な物の一つで、中々進まない修理でもあるからだ。
 現在所有している雛御殿は約40セット、その中でも多く展示をするのが久米邸とそのたの展示場である。
 古民家久米邸の展示は毎年御殿が中心の展示、それを期待して見学者が集中し混雑もした。
 私の持っている御殿の内、一番派手で大きなものをここで展示しているもので、人気の的となっている。
 一番大きなものは幅1メートル50センチ以上もあるもの、この御殿は特注品であり、一点ものの御殿である。
 元々雛御殿は普及品のものが中心、幅80センチのものが大SANY1914.JPGきな方、普通はそれ以下が殆どであり、それ以上となると数は少なくなる。
 そして1メートル20センチ以上となると特注品となるのだが、それは当時雛壇が1メートル20センチ幅であったからだ。
 これ以上の御殿は雛段に乗らない、だから普通は80センチものが大半、良く展示してあるものを見て、家のと一緒と言われる。

 確かに形は良く似ているものであるから、一緒と思われるが雛壇は80センチの普及品のものだと言うから、この御殿は到底乗らない大きさ。
 自分の御殿が大きく見えてしまうが、普及品はそれほど大きくないもの、会場が大きなせいで見た目には小さく感じるのだ。
 そんな会話も毎年の事、年配の奥様方は頑として自分のと同じだと言われるが、それが面白くて説明している。
 普及品の雛段の幅を聞くと、大きなものだと言われ、これが又SANY1905.JPG面白い事に、他の人がその話を聞いて、「普通はこんなに大きくないよ」と。
 こんな話をしている事で、見学者とより親密になる事も多い、何でこんなに大きなものを造らせたのかと。
 そんな質問に、やっぱり見栄でしょうねと言うと、「お金持ちであったから」と言われ、「普通の家では飾れないわ」と、最後はこんな言葉になる。
 雛御殿も何度も出し入れしていると、当然の事だが傷んで来るもの、特に蝶番は一番早く痛むのだ。
 昔の金具でもあり、錆が来ているせいもあり、壊れてしまう事になるが、この蝶番が現在は無いのだ、小さくて幅が狭いから、現代ものでは合わないので、それが一番苦労することに、古い物が部品取りをしているが、足らないのが現状。
 その上次から次へと破損して来るので、蝶番一つとっても時代の流れが良く分かり、これらが造られた時代を肌で感じる事が出来るのも、展示会であると思う。
 御殿を修理していると、その時代が見えて来ると、こんな金具を使っていたのだ、今ではこんな玩具みたいな金具は無い。

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