2017年03月12日

之もカラクリ

      カレンダー



 SANY2062.JPG時計の使命とは、何だか難しい言い方をしているようだが、別に難しくするつもりはありませんので、普通に時計は時間を表示する機械であると。
 簡単に言ってしまえば、時間と言うこと、この時間を計る道具として作り出されたものが時計、しかし、時間だけなら正確でないが、日時計が最たる物、短い棒があれば何処でも時間を計る事はできる。
 古来バビロニアの時代から、この方法で時を知ってきた人類、中世科学が進み、時間も正確に計る為に機械時計が発明され、一躍正確な時間が出るようになる。

 その時計が振り子式の時計だ、ガリレオが振り子の原理を発見してからと言うもの、時間が正確に計れる事となり、今まで日時計に頼ってきた人々は戸惑いもあったようだ。
 その後急速に振り子時計は進歩を続け、正確に時を刻むようになるが、人々にとっては時間の正確さが逆に迷惑でもあったようだが当時の人はキッチリと時間で縛られたくなかったのか。SANY1638.JPG
 そんな振り子時計、人々の思惑とは別に更なる進歩を告げ、大掛かりな時計が作り出されるようになり、特に公共の場所に設置された。
 その代表が教会の時計、現在残っている時計の一番古いものも教会のもの、スペインの教会にあるという、12世紀のものだ。
 この時計が次第に小さなものとなり、教会以外の一般家庭にも浸透して行くようになり、時計の進歩は一段と進歩して行く。
 そして時間だけのものから、カラクリのついた時計が造り出され、公の場所で人気を博することに、カラクリ付きの時計がさらに進歩。
 色々なカラクリが施され、時計本来の働きようはこのカラクリの方が重要に成って来る事も。
 それが教会や市庁舎などに時計のカラクリが発達、カラクリの方が有名となり、人々の話題をさらうようになり、時間よりもカラクリを見るために集まって来たようだ。SANY1642.JPG
写真の時計はカレンダー機構の付いた時計、このカレンダーも一種のカラクリであり、時間を表示するものにあらず、曜日を表示する為の仕掛け、そんなに複雑な機構でもなく、四つの歯車の組み合わせで曜日を表す。
 表からでは見えない機械の内部、初めて見る人もあるやも知れないが、短針が2回転すると左の歯車が動く仕組み、指針はこの中央の歯車に付いており、曜日を指す仕掛け。
 いずれにしろ文字盤の下に隠れているために、表からは分からない。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話