2017年04月28日

こいのぼり

      成長を願って


SANY1835.JPG 早いもので、もう端午の節句近く、あちらこちらでこいのぼりが目に付く季節となり、1年で1番良い時期となる季節を迎える。
 幾つになっても端午の節句は良いもの、この頃になると、遠い昔の子供の頃を思い出すのは何故だろうか、どこか郷愁に似たものを感じる。
 幼い日の節句は楽しい思い出でもあり、記憶に深く刻み込まれているものだ、幾つになっても思い出すものでもあるから、尚楽しいのだ。

 端午の節句と言えば鯉幟、皐月の空に泳ぐ鯉幟は見ているだけで晴れ晴れとするもの、何でそうなるのか分からないが、やっぱり晴れ晴れとする。
 青空に泳ぐ鯉幟を見ていると自然と心豊かにもなる、そんな思いにしてくれるのも鯉幟、我々日本人男子にとっては鯉幟は特別なのか。
DSCN1176.JPG
 男の子は鯉幟、昔から決まって節句には飾ったもの、では何故鯉幟なのかと言う疑問も湧いてくるのではないのか、それを知らない人も多いのでは。
 古来中国では鯉が滝を上り龍になったと言う故事にちなんだもの、「登竜門」の伝説であるがそれが日本にも伝わり、出世する事を意味するものとなったと言われる。
 鯉が龍にと変身するもので、縁起の良いものであり、それにあやかりたいと言う庶民の願い、鯉幟はこれから来ているとも言われる。

 この鯉幟、そんなに歴史のあるものでも無いもの、明治に入ってから盛となったようで、それ以前には庶民には程遠い存在でもあった。
 もともとは武家飾り、端午の節句に武家の子息のSANY1839.JPG武運長久を願って、床の間に旗指物を飾り、子供の成長を願ったものである。
 もとは将軍家が武家の仕来りとして端午の節句を祝う行事を推奨したと言う。

 庶民のものではなく、武家中心の飾り物であったのを、明治に入ってから庶民が真似をして鯉幟にしたてたもの、武家は旗指物、庶民は鯉幟となった。
 勿論江戸時代にも鯉幟は存在していたが、やはり一般庶民のものではなく、富裕層のものであったことは確か、庶民は鯉幟すら立てれなかったのだ。
  写真の鯉幟は瀬戸市の古民家久米邸で飾られているもの、真ん中の大きなものは和紙製の鯉幟、長さ4、5メートルの大きなもので珍しい古いものである。下のものは布製の昭和のもの、小さい方は和紙の鯉幟、明治時代の珍しいものである。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月26日

苦い思い出

      口 は 災 い の 元 


 SANY3687.JPG若いと言うことは素晴らしい事であるが、失敗もまた楽しい思い出でも在り、今思い起こせば昨日のように思い出され、恥ずかしくなってツイツイ笑い出す。
 もちろん照れ隠しであり、楽しくて笑っているのではないが、人間おかしなもので、失敗をした時は笑ってごまかす傾向があり、大抵の人がその行動に出る。

 私もその一人、忘れもしない去る40年近く昔の事で、仕事の関係で全国を回っていたときの事、札幌のサッポロビール工場で会議があり、北海道に出かけた。
 この頃は古時計をやり始めの頃、何処に行くにも古時計の事しか頭に無かったような気がするが、其の時もやっぱり会議はそっちのけで、地元の友人に古時計のある所を教えてもらう事しか考えていなかった。SANY7246.JPG

 サッポロビールの会議は一日でかたずけ、翌日は骨董屋巡りと自分に決め、会議は2日の予定であったが、参加者に根回しをして夜遅くまで会議を行う事に同意してもらう。
 計画どうり会議は一日で終わり、翌日札幌の友人の車で骨董屋巡り開始、前からこの友人とはうまが合い、何度か一緒に骨董屋めぐりをしている。

 翌日も友人と小樽の骨董屋に向う、以前にも何度か行った馴染みの骨董屋に直行、店に入ると直ぐ目の前に古時計が5、6台掛けてあり、その中の一台に目が釘付けになった。
 振り子室のドアーを開け直ぐに精工舎の石原町と確認、「しめた今日は運の良い日だ」と心の中で喜び、早速値段を聞こうと主人に問いかけた。
 
SANY7025.JPG「この時計欲しいのだが、値段は幾ら」と水を向けたが、主人「何で八角のそんな時計を買うのか」と不思議な顔、よせば良いのに「この時計珍しい石原町で、中々手に入らない珍時計」と、長々と自慢げに話す。
 すると主人「そんなに珍しい時計なら1台位取って置くか」と、全く予期せぬ言葉、この主人今までに一度もそんなこと言ったこと無いのに、その言葉にこちらがビックリ。

 「あんたがそんなに珍しいと言う事は、よっぽど数が少ない時計だから」、「やっぱり売るのはやめた」と、時計を奥に仕舞ってしまったので此方が慌てて、「その時計欲しいのだから売ってよ」と攻めてみるが態度は変わらない。

 結局、私が自慢げに石原町に付いて能書き述べたのが間違いの元、主人よぽど価値のある時計であると確信してしまったようで、折角石原町を見つけたのに手に入れることは出来なく成ってしまった。
 若気の至り、よせば良いのに自慢げに知識を見せびらかし、結局墓穴を掘ってしまった事に、後から後悔しても始まらず、ミスミス珍品時計を自分の手で突き放してしまった。 

 写真は精工舎の石原町製造の1番スタンダードな形の時計で、その後この時計を手に入れるのに10年の歳月をついやする嵌めになるとは、そのとき思わなかった。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話

2017年04月24日

またまた登場

      珍品だと


SANY1335.JPG 例の友人またまた登場す、機械オンチでどおしようもない男、なのに何時も機械物を買い込む癖のある男、止めろと何度となく注意した男。
 そんな男がまたまた我家に現れ、手には何やら怪しい物を持っている様子、何時ものようにニコニコ顔で入って来た。
 その素振りから、又も怪しい物だとピンと来るが、彼はいたって何時もと変わらず「珍しい物を見つけてきた」と、これまた得意げな顔。

 彼がそんな態度を取る時はロクな事がないので、こちらも「又か、いいかげんに目を覚ませ」というが、何時ものやり取りが始まる。
 だか彼は我関せずとばかりに私の言葉を無視、早速持って来たものを取り出し、「見てみろ、こんな物そん所そこ等にないものだぞ」と、意気が上がっている。
SANY1320.JPG
 見れば、「何だ是、どうしたんだ」と言えば、「それ見ろ大珍品だろ」と胸をはるが、珍しい物だから驚いたのではなく、とんでも無いものだからだ。
 それはアメリカ製アンソニア社の置時計、其れも本体がなく、時計部品だけの物、本人は機械部分だけのものだから、見た事がない珍品と思っているらしい。

 そもそもこの時計は胴体振り子と呼ばれるもの、時計本体の中に振り子が入っており、見た目には振り子がないように見えるもの。
 知らない人は、この部品がどの様にして使われるものなのか知らず、これだけが時計であると思うが、実際は本体があるのだ。

 「驚いたろ、こんな物見たことないだろう」と、まだ分かっていないので、意地悪く「本体はどうしたのSANY1327.JPGだ」と聴いて見ると、彼は怪訝そうに「是だけだ」と言う。
 しかたがないから「お前、これは半端ものの時計、本体がなければ動かない物だ」と言えば、尚も彼は「ヤッパリ珍品か」と分かっていない。

 機械オンチにどれだけ言っても理解できないから、家にある別の胴体振り子の時計を見せて、「この本体がなければ時計は動かない」と、それどころか珍品ではなく半端もののジャンク品だと告げる。
 それでもこの男、機械オンチである事を分かっていなくて、その後理解させるのに時間がかかり、結局この半端物も我家に置いて帰って帰ったのだ。

 何時も世話のやける男だが、何処か憎めなくて、その上お人好し、嫌みがない分始末に悪いが憎めない男でもある。
 今もそのままな状態で部屋の片隅で小さくなっているが、あの男が小さくなるのを見たいものだが、一向にめげず我が道を行っているのだ。
 彼はそれを改めると言う気はなく、機械ものは分からないと思う気もないが、それかまた彼の魅力かも知れない、しかし相手に騙されないようにしたいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月23日

思い出のカップ

      苦 い 思 い 出


SANY1293.JPG 旅には色々な思いでがつきものであり、人其々に思い出があるはず、旅とは思い出を作りに行くものでもあるらしく、行く先々で思い出を作って帰るのである。
 私も色々なところに旅をしたが、楽しい旅ばかりではなく嫌な思い出のたびも数々あるが、やっぱり其れも思い出の1つで、後から思い起こせば楽しいものに変わる。

 写真のコヒーカップ、これも又旅の思い出の1つであるが、決して楽しい旅の思い出ではなく、その反対の苦い旅の思い出の1つであり、このカップを見ると当時の事が思い出される。
 10程前イギリスへの旅での事、ロンドンから田舎に向って列車で2時間位行った田舎町、友人と2人でオルゴールを探しての旅の途中、あるアンティークショップで気に入ったカップを見つけた。SANY1300.JPG

 早速値段を聞けば若い店主「之は良い物で古いものです」と、友人を介しての返事であるが、ビックリするほど高い値段、私が何故そんなに高いのかと聞くと、主人「パラゴンの貴重なカップだから」との返事。
 兎に角友人を介してのやり取りで、もどかしくて此方の意図が相手に伝わり辛く、友人も苦笑いしながら通訳を、結局値段を「まけろ、まけない」の押し問答になる。

 何時もの事であるが、イギリス人は変にプライドが高く、此方を見下した物の言い方と態度、これに私は何時も頭に来て「まけてくれないなら要らない」と、結局商談はご破算。
 しかし、実際には私はそのカップが欲しくてたまSANY1303.JPGないが、向こうが頑固であるからには此方も譲れず、後ろ髪惹かれる思い出店を出て他の店に行くことにした。

 それから2、3軒のアンティークショップを探したが、お目当てのカップは無く友人に「やっぱりあのカップが欲しい」と、あの店に逆戻りしカップのあったと場所に行くが、カップが見当たらない。
 店主に聞けば「今同じ日本の方が今買って行った」との事、意地を張ったばかりに他人に先を越され、結局このカップで我慢する事にし、仕方なく値切って購入したが、やっぱりあのカップが欲しかったと後悔。

 いつも言っている事だが、「見つけた時が買い時」と言うけど相手がある事、何でもそうだが気持ちよく買いたいものである。
 友人曰く「お前は変なところで意地を張る、だから買えなかったのだ」と手厳しいが、確かにその通りで意地を張ったばかりに、欲しい物も手に入らなかったが、気分も大事。
 気分が乗らなければ買う気にもならない、そんな贅沢な事を言っていたら、良いものも買えないと、しかし気分も大事な要素でもある。

 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月22日

教えて欲しい

    何を集めて良いのか

 
 SANY0866.JPGある人から相談に乗ってほしいとの依頼、人から相談に乗って欲しいと言われると、こちらがビックリとしてしまう。
 「どんな相談なのか」とか、「難しい相談か」とか、「ややこやしい相談」ならお断りだし、しかし聴いてみなければ分からない。
 だけど聞いてから断るのも失礼のあたるしと、色々と考えてしまうものだが、断るのも気が引けて話を聞いてみる事にした。

 その人いわく「どんな古時計を集めたら良いかの教えて欲しい」との事、どんな古時計を集めたら良いのか聞かれても困る。DSCN1609.JPG
 古時計は人により好き嫌いが分かれるから、どんな古時計が良いのかと聞かれても、それは私の意見に過ぎないからだ。
 その人が何が好きかを知らないと、こちらも返答の仕方がないとも言え、それよりも何が好きかを知りたい。

 私の場合は八角型の古時計から入ったので、八角の古時計が多く、今でも継続中であるり、まだまだ買い求めている。
 しかしこれが相談相手に合うとは限らず、逆に合わないとも思うが、何故ならばこの人の欲しいものと私DSCN1710.JPGの欲しいものとは違うからだ。
 本人がどんな古時計が欲しいのか、どの様な形が好きなのかで進めるものが違ってくるからだと思う。

 私の場合は製造会社も重要なポイント、全国の明治大正時代の時計を集めたいと思いスタートしたが、この人は違うと思うから。
 あえて言えば一つの目標を持った方が良いと、その目標に向かって進むのも一つの道、色々な道の一つを選択する事だと思う。
 それと流行り廃りが古時計の世界にも存在しているから、それに惑わされない様にする事も大切な事、人は人と割り切る事。DSCN1091.JPG

 人と同じ道を進めばライバルも当然多くなり、その分集め難くなるから、ライバルの少ない方を選ぶこと、しかしこれが一番難しい。
 何故ならば流行に流されやすいのも我々であるから、見栄えの良い古時計につい目が行ってしまい、自分の道から外れてしまう事にも。
 私も例外ではなかったから、その経験からじっくりと取り組んで欲しいと思う、それが一番の道だとも思うが。

 アドバイスはあくまでも個人の主観、その人が自分で道を決めないといけない事、それが最大の課題でもあると思う。
 古時計は長く付き合ってこそ楽しいもの、一過性の麻疹みたいで、なかなか分からないものだと思うが。
 本人が満足したかは分からないが私の考え方を述べたに過ぎないので、参考にはならないと思う。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月20日

分からないマーク

      不明なマーク 


SANY1140.JPG 時計には色々なトレードマークが文字盤に印刷されているが、マークを見ただけでメーカー名が分かるのは、ほんの一握りのものしか判別できない。
 今までに研究がされ明らかに成ったものは余り多くなく、不明のマークーの方が遥かに多く、古時計愛好者にとっては厄介の代物でもあり、メーカー名を知りたくても、如何調査してよいか分からない人が多いと思う。
 私もその一人でトレードマークは見て知っているが、それが何処の時計製造所のものか分からず、多くの色々な人に尋ねた。

 しかし結果は分からず仕舞い、よく見かけるマークではあるが所在が分からず、文献も調べてはみたが見つけられなかった。
 そんなおり明治村の学芸員から特許庁の事を教えてもらったのが切っ掛け、調べたい番号さえわかれば探SANY1160.JPGせると言うのだ。
 ただ番号が分からないと、調べるのには時間が掛かるのではないかとも言われ、マークだけどと大変な作業かも知れないと。

 1番確かな方法は、特許庁の台帳に記録されているマークーを、閲覧することが早道であるが、申請されたマークーの特許番号が分かっていれば直ぐに判明する。
 しかし、番号が分からないときは、其のマークーを順番に探さなければならず、之が大変な作業となり、時間の掛かる仕事、根気と努力が必要となる。

 現在ではコンピューターに全て入力されているので、昔みたいに台帳を一枚一枚めくって探す手間は省け、其の為にやはり特許番号は不可欠である。
 日本の時計愛好家の中でも、之をしたいと思っていSANY1164.JPGる人も多いが、実際に調べるのは大変な事、中々現実に行動を起こす人は少ないようだ。
 そんな中、アメリカの古時計愛好家が個人で、日本の時計のトレードマークを研究し、分からない点について日本古時計保存協会に調査依頼が舞い込んだ。

 日本の人でも其処まで調べようとする人が少ない中、外国の人が日本の時計のマークを調べているとは、感心する事やら感激仕切りである。
 依頼されたトレードマークの一部であるが、之から調査をして、希望に添えるように解明をするため、資料と首っ引きで頑張らないと、日本の古時計愛好家は、ものを知らなさ過ぎるとのお叱りを受けかねない。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話

2017年04月17日

ヤッパリ日本的

      日 本 生 ま れ


SANY0695.JPG
 明治期海外から多くの時計が輸入され、その時計には数々の装飾品がつけられていたが、其の中には今まで見たことの無い装飾品も多かった。
 八角型やダルマ型などは余り装飾的なものが付いていなくて、スリゲル型や変形型には装飾物が多く付いて、やはり海外の匂いを漂わせていたようだ。

 それらの時計は、八角型やダルマ型よりは高価であり、中々一般の人には買うことは出来ず、そんな時計が憧れと成り、一種のステータスと成り、明治の人達に買い求められた。

 その中にアメリカ製の時計の飾りが人々の注目をあび、人気の時計となるが其れは今までに見たことのない形であり、其れが尚更異国情緒をかき立てたようだ。
 アメリカ製アンソニア社のニューハバナ型時計がそれ、独特の形をしており今も人気のある時計、この時計に付いている装飾金具SANY0723.JPG、これも又憧れのポイントでもあった。

 そのハバナの時計に付いている装飾金具、時計上部に付いている女性の顔、この金具がハバナの時計を引き締めている重要な部分、この金具がある事により見た目が一段と引き立つ。
 彫が深く、目鼻だちがハッキリしてビーナス見たい、これぞ西洋美人の典型であると思われる位、その金具に日本人は魅せられてしまうのである。

 もともと日本人は彫が浅くてアジア系の顔をしているから、鼻の高く彫の深い顔に憧れを持っていると、もしくはコンプレックスを抱いているとも言われる。
 確かにその通りで彫の深い顔は憧れでもあるのだが、アジア系の人にはそぐわないかも知れない。
 世界の三大美人、クレオパトラと楊貴妃、小野小町と言われている。

 しかし西洋から見れば何故東洋人が二人も入っているのか不思議だと言うSANY0167.JPG
 私もその通りだと思うが、美人の基準は人それぞれであり、とやかく言う事ではないが不思議ではあり、納得もいかないと思うが。

 そんな事はどうでも良く、美人であることには賛成、美しさは楽しいもの、見ていて楽しければそれで良いとも思う。
 当時の人達も同じことだと思う、西洋への憧れと同時に美しいことは大いに賛成、美人を取り入れるのに躊躇はないと思う。

 時計各社はこぞって、この金具の女性像を真似て自社の時計に取り付け、市場に送り出すことになり色々な時計にこの金具がつけられた。
  写真は精工舎のスリゲル型ベルリンに付いている金具と小型スリゲルに付いている、ハバナの金具を真似た模造品、本物と比べれば彫りは浅く、やっぱり日本人風に出来上がってしまう。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2017年04月15日

頑張ってます

    まだ散らずに


 
SN3G0052.jpg 今年の桜、例年より少し遅く咲いたが一次期の寒さで散らずに頑張っているとの噂、まだ散っていないとの事。
 あちらこちらの桜はすでに散り、葉桜となっているところも、そんな中近所の人が「あの公園の桜、今満開だ」と言うのだ。
 あんたも今年の桜は見ていないと言っていたので、見に行って来たらと教えてくれ、半信半疑で出かけた。

 車で10分位のところにある公園、そんなに大きくない公園だが桜の数はまあまあ、近くの人が見に行くところだ。
 無理して遠くの桜を見に行くこともなく、それに駐車場もどこも満杯で、それこそ駐車するのに大変。
 だからこの時期の桜は見に行かない事にしており、すいた所に見に行くのだが、そこも今年は行かなかった。
SN3G0050.jpg
 そんな事で知り合いが教えてくれたので、今の時期ならそんなに混んでいないだろうと、早速出かけてみた。
 その公園は近所の人なら良く知っている所、何時も近所の人たちで満員の盛況、だからそこも行かなかったのだ。
 しかし満開を過ぎたと皆が思っているので、今は不思議と静かでゆったりと見えるとの事、だから空いていたのだ。
 現地に着けば言われた通り空いており、なんだか拍子抜けの状態、何時もなら駐車場も満杯のはず。
 しかし今日はガラガラの状態、不思議でならないがすんなりと駐車でき、やっぱり拍子抜けである。
 しかし言われた通り桜は満開の状態、今年は桜を見るのを諦めていたのが、教えてくれた人に感謝である。
SN3G0049.jpg
 ここの桜、数はW、50本位で多くはないが集中しているので見応えはあるので人気、ただあまり広くないから混むのだ。
 しかし今日は桜を独り占めの感、ビックリするほど人がいなくて、これで良いのかと思ってしまう位だ。
 桜の種類も色々あるみたいだが、私にはその種類は分からないが、桜の色が違う事だけは確か。

 ピンクぽい桜、白に近い桜、葉が同時に出ている桜、色の強い桜と様々の種類が混然となっている様子。
 それにしても静かだし、桜は満開だし、今年の桜見物は大いに満足、今までにない桜見物となったのだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月14日

文字盤違い

      ど ち ら が 国 産 か


 SANY1080.JPG日本の時計はすべてと言って良いほど外国産のコピー、明治初期から西洋時計をモデルとして、様々な時計がコピーされて世に売り出された。
 日本人の舶来信仰の始まりであるが、これはほんの抒情詩に過ぎず、これ以後ドンドンとエスカレートの一途を辿り、国産なのか外国製なのか分からない時計も出現する事になる。

 日本人の舶来信仰の賜ものでもあり、その技術は20年足らずで外国製の技術までに近ずく、当時の職人の技術の高さは相当のもので、貪欲に技術を習得したことが伺える。
 はじめはコピーすることに専念しているが、やがて技術が向上するごとに次第に独自の物を製造するようになり、全くのコピーから抜け出して日本独自のアレンジが始まる。

SANY0180.JPG 機械形式は殆どがコピーのままであるが、文字盤は日本の時計製造会社が自社の誇りを持つようになり、次第に時計製造会社別に文字盤も製造し始める。
 外国製の物の中でも、全くの無印の文字盤もあれば、自社のトレードマークを入れた文字盤や、製造会社の名前を入れている文字盤など、様々な文字盤も製造されている。

 文字盤の材質も紙文字盤や金属文字盤、そして高級機にはホーロー文字盤が採用されており、高級感をかもし出していて、一般の物との差別化を図っている。
 後発の日本の時計製造会社も、高級機にはホーロー文字盤を採用し、西洋の時計が其れであった如く、自社のマークを入れて文字盤を製造するようになる。

 この時代から日本の時計製造会社は自社のマークを大事にするようになるが、それは真似したからではなく自社の製品に自信が付いてきた証拠。
 コピーから脱却して独自の自社ブランドを確立、自SANY0175.JPG分の製品に自信とプライドが生まれ、そして確立された行くことになる。
 それがトレードマークにと発展して行き、西洋の時計製造会社が力を注いでいた自社のトレードマーク、それに近づいた証拠である。

 写真の時計の文字盤を良く見ていただくと、西洋の文字盤をコピーした時代から少したって、日本独自の文字盤を製造して自立化が行われたことが良く分かる。
 どちらが外国製なのかお分かりかな、左がフランス製、右は国産の時計、良く文字盤を見ていただくと、まったくのコピーだと直ぐに分かるはず。
 
 ホーロー文字盤(通称瀬戸エト)で仕上げてあり、文字盤の真ん中に金属製の飾りが施し(通称ボタン)と呼ばれるが、シンプルな一面ホーローの文字盤より少し高級に見える。
 この様に日本の時計は外国製の物をコピーして製造されたことが比較すると良く分かり、明治の時計の成り立ちが目でも確かめられ、時計の進化が理解できる。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2017年04月12日

ノベルティー秀作

      瀬戸の輸出陶器 

 
 SANY0964.JPG尾張瀬戸では幕末から磁器生産が始まり、有田と並び国内輸出陶器の産地として、大々的に磁器が生産され、世界各国に大々的に輸出をしていた。
 主に大型の飾り壷や皿等であり、特に染付けの技法を駆使して作られた飾り壷等は、海外から強い関心が持たれ、技術の高さが認められると供に、高級陶器の製造以来が入ることになる。

 瀬戸の染付け技術は、繊細活大胆であり、特にコバルトの発色は素晴らしく、出来上がったものを見れば、其の素晴らしさに息を呑むほどの感動を覚える。
 そして、其の繊細さとは裏腹に大胆な大物も製作され、高さ3メートルにも及ぶ飾り壷や灯篭などの大型の磁器も製造した。

 特にヨーロッパの王侯貴族からは、其の染付けの繊SANY0968.JPG細な柄や磁器の白さがもてはやされ、需要が多く製造が間に合わなかったほどである。
 そして、時代が下り明治に入り、生活用品が主体となり、色々な西洋食器が作られるようになる。

 王侯貴族の食卓を飾る物から、実用的な皿やカップの製造も始まり、その用途は徐々に広がっていった。
 そして、日本初の洋食器を製造する工場が設立され、森村陶器製造会社の誕生である。

 現在のノリタケ陶器の前身であり、幕末より製造されてきた瀬戸の磁器が、海外で高く評価された結果、日本の代表的陶磁器製造会社を生み出すのである。
 写真の磁器製品は、戦前瀬戸で作られたヨーロッパ発注のウイスキーボトルである。SANY0976.JPG
 見てとうりの、実に堂々とした馬の姿、そして技術的な高さを誇るかの、細かな部分までも研ぎ澄まされた技術による成型、高級感のある色彩等、当時最高の出来である代物。

 手に入れた時は、てっきりヨーロッパで出来た物と思っていたが、後になって同じ物が瀬戸の窯元に在庫として残っていたのを、業者が発見、瀬戸で製造されたものと判明した。
 「燈台下暗し」とはよく言ったもので、地元の製品であると気づくのに時間がかかり過ぎたようである。

 後で色々と調査した結果、当時は瀬戸で多くの開国の注文品を製造していたことが判明、思わぬ事が分かった。
 笑い話のような本当の事、外国製だと思って買い込み、持ち帰ったものが日本製とは。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2017年04月11日

時計小物

      大 き さ は 色 々



SANY0935.JPG 時計グッツにも色々な種類があり、其れだけを集めている人も多いが、好きな物は人其々であるから、どんな物がよいとか言えないし、言うべきでもない。
 時計に関するものなら何でも集める人、時計と言うからには動かないと時計でないと言う人、時計の姿があれば絵であれ写真であれ、時計が付いていれば良い人など之も様々である。

 これらの小物を集める為に、愛好家は色々な所から手に入れてくるが、その入手先も人其々で安価な物を販売しているところから、高級な輸入品を扱っている所、ハタマタ100円ショップなど色々。
 海外のものはドールハウス用の高級な小物もあり、値段も張るが種類は意外と多く、置時計から掛時計、大きなグランドファーザータイプの物等豊富であるSANY0557.JPG

 その反面、100円ショップなどで購入する人は、こまめに店を回り色々な物を見つけ出す事の好きな人が多いが、どちらがスムーズに手に入るかは時の運。
 良いものを求めてひたすら捜し求めて歩く、「犬も歩けば棒に当たる」の喩え、思わぬ物に出くわす事もあり、其れが又楽しみで捜し歩く人など。

 やはり拘りを持った人はこまめであり、こまめに捜し歩かない事には、良い物にも出くわさないのがこの世界、コツコツと地道に探し回る人が成果を挙げるのだ。
 何事も地道にコツコツとやらねば、しかしコツコツとやるには忍耐と体力が必要、生半可な気持ちではこれらのグッツは集められないから、人よりも多く店を回ることだ。

 よく言われるのに「足で稼げ」と云う、これは人よりも多く歩き回ればそれだけ見つけ易いと、確かにその通りかもしれない。SANY1086.JPG
 どこに何があるか分からないもので、そのを求めて歩き回る人、偶然性の出会いを求めての事だが、時にはそれが図に当たる事もある。
 だからこそ辞められないともいう、愛好家ならではの考え方であるが、あながち的外れでも無いようだと私も思う。

 人は何でそんなものを探して歩き回るのかと、何処に引き付ける魅力があるのかと、色々と詮索もするがそれはそれで良いとも思う。
 好きな道だから、コツコツと歩き回る事も苦にならないと、やはり拘りの人は割り切っていることだけは確かである。

 写真の小物、真ん中が一番大きくて高さ3センチ実働の時計、両サイドの物は高さ1.5センチと小さく動かない物、これらも何処で見つかるか分からない代物です。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話

2017年04月10日

親子4代

      収  集  癖


SANY1073.JPG 血筋とはよく言ったもの、親の持っているものを受け継いで子供が持つ、遺伝子とも言われるが、何故かしら親のものを受け継いでゆく。
 よく世の中では、「鳶が鷹を産む」と言われているが、鷹と鳶では種類が違い、鳶に鷹は生まれるはずが無いが、例え話として聞いた。

 また、「かえるの子はかえる」とも言うが、ヤッパリ例え話でも的を得ているのもあり、「かえるの子はかえる」と当たり前の事を喩えてもいる。
 面白いのは、親の癖がそのまま子供にも伝わる事もあり、たとえば寝るときの格好が親と同じであったり、食べ物や好みが一緒であったりと、思い当たる事も多いものだが。

 私の家の家系は何やら蒐集癖があるよSANY3986.JPGうで、父親もそうであったように、私もまた蒐集癖があり、私の子供も又同じで蒐集癖がある。
 物は違っていても、蒐集する事には違いなく、何がしかの物を収集しているのだから、之は遺伝子のせいなのかも知れないと思う、何故ならば孫もまた同じ行動をするようだ。

 12才になる孫がミッキーマウスが好きで、ミッキーに関するものをやたらと買いたがり、あれこれと色々な物を集めては喜んでいる始末。

 血はあらそえないと言われるが、その通りであるかのように、セッセとミッキーマウスのキャラクター、グッツを集めている事に気が付き、孫に聞いてみた事がある。
 何でミッキーばかり集めるのだと、すると孫は「ミッキーが好きだから、見ると欲しくなる」と、まSANY1338.JPGた「幾つあってもミッキー物なら良い」と言う、その証拠にミッキーばかりあれこれと集めている。

 写真の人形もその一部しかないが、良く見ると少し違ったミッキーマウスを集めているようで、子供ながらに蒐集癖の片鱗を覗かせているようだ。
 私の小さい時と同じ様な行動をしている事に、何だか自分を鏡で見ているよう、不思議と言う何かを感じざろう得ないが、果たしてこれが遺伝子であるのか。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月09日

親父の思い出

      これを見ると思い出す


SANY1301.JPG
 我家にある形の良い瓢箪、古いものである事は分かっているがこの瓢箪、私の父親が花見時期になると、この瓢箪に酒を入れて出かけていったのを思い出す。
 そんなに大きくない物、黒光りのしている高さ20センチくらいの大きさ、之に酒を入れても精々3合半しか入らず、花見時になると必ずこの瓢箪に酒が入り、親父と共に花見に姿を消す。

 行き先は愛知県豊田の平戸橋近くの本田邸の花見場所、毎年恒例の園遊会が開かれ招待客として行くのだが、普通のいでたちでは面白くないと、親父は趣向を凝らした姿で出かけるのが好きであった。
 園遊会には有名人も数多く招待されており、その中に行くのだから粋な格好でなければと、毎年どの姿をしてゆくのか頭を悩ましたに違いないと思われる。SANY1305.JPG

 子供の頃は、そんな親父に付いて園遊会に出かけた事も、しかし酒飲みの人ばかり、本来子供は入れず私は退屈で仕方なく、あちらこちらを歩き回った覚えがある。
 その頃は何で花見なんかが楽しいのか分からず、人ごみの多さだけが記憶に、ただ花見団子やお菓子は沢山あり、食べる事しか頭になかった。

 今思えば招待客の中には普段合えない人が多くいて、有名な陶芸家や芸能人、財界人も多く居たらしく、私みたいな子供は居なかったと思うのだが。

 覚えているのは「加藤唐九郎、荒川豊蔵」などで前にあった事のある人しか出てこないが、その他にも茶道の宗匠も居て普段はやっぱり会えない人ばかりSANY1303.JPGであったよし。
 親父がなくなって30数年が過ぎているが、この瓢箪を見ると当時の姿が目に浮かぶ、その時は何とも思っていなかった瓢箪だが、花見時になると思い出す。

 そう言えば瓢箪は育てるものと親父は良く口にしていたが、その意味が分かったのは最近の事、酒を入れては飲み、また酒を入れて飲む、そのうちに色よい風格のあるものに育つと言う、それがようやく分かりはじめた歳になったと言う事か。
 これからも、この瓢箪を育てたいが私は日本酒を飲まないから、果たしてどうなるものか。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月07日

懐かしの音色

      使えない


SANY1056.JPG 少し前まで見かけた蓄音機、最近はメッキリと見かけなくなったように思うが、逸しか使われなくなって倉庫に、そして廃品回収にと、その為に激減してしまった。
 今は使えなくなった物を中々取っておく事もできず、不燃物として処理するしか方法がないものだが、その原因の1つが、鉄針が無くなってしまった事だ。
 昔の蓄音機はゼンマイ仕掛け、手動でゼンマイを巻いて使用するが、ゼンマイが生きていたとしても、鉄針が無ければレコードを聞けない。

 一番重要な部品、この部品は消耗品であり、何回かレコードを掛ければ針はダメになり、取り替えなければ聞けなくなるもの。
 磨り減った針を使用していると、大事なレコードを痛めてしまい、聴くことが出来なくなるので、こまめに鉄針を取り替えて聴かなくてはならない。SANY4727.JPG
 その鉄針は市場から消えてしまったので、蓄音機が聴けなくなってしまった事なのだ、勿論その他の原因もあるが、之が1番多いのだ。

 現在は鉄針を製造している所はないそうで、今まで製造された物を使用するしかないが、其れも中々手に入らないのが実状。
 その為に私は以前から鉄針が市場に出ている時に買い込んだもので、現在この先どけだけ蓄音機をかけても、必要充分な鉄針をストックしている。

 新品の200本入りの箱を200セット用意しているので、幾ら使用しても困る事はないと思っているのだが、最近友人が其れを知って、少しづつ持ち去ってゆくので少し心配だ。
 針を変える目安は、レコードを4回か5回聴いたら、針を換える事にしているから、200本SANY4731.JPG入りの針だと1000回聴け、その箱が200箱近くあるから安心だ。

 下の写真のように300本入りのお徳用もあり、その上のものも存在しているが、今は見かけなくなってしまった。
 レコード盤の事を考えると針は新しいものが一番良いと思うが、使い捨てをして行くと直ぐになくなってしまうことになる。

 良い音を聞きたいと思う人は大勢いると思うが、それには鉄張りをストックする事が大事なこと、良いものは大事にしないと。
 蓄音機の音色は今の電気仕掛のプレーヤよりも自然な音が聴こえ、少しの雑音が入るのも又楽しいもの、ヤッパリ人間味のある音が一番だと思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月06日

失敗はつきもの

      何時もの事

SANY4802.JPG
 時計展を行うと必ずや事件が起こるもの、展示会場へ時計を搬送するにあたり、ある時は専門の業者さんにお願いする時と、予算の関係上業者さんが使えない事も。
 主催者の意向もあるから、一概に業者に運搬して貰わなくても、主催者独自で運搬する事もしばしば、当然厳重に梱包をして搬送するのだが。
 会場についてから、その先に危険が待ち構えている事が多く、馴れないスタッフが手伝いに入ると事件が、機械物であることは関係者も承知しているが、馴れ無いものを持つためにツイ手がすべる。

 古時計など扱った事のない人は、どの様にして持って良いのか分からず、持ち方もぎこちなく持ってしまうもの、危険な時は手渡しで時計を渡す時に起こる。
 大事な物であるからと頭で考えて、人に手渡す時につい力んで失敗する事に、相手が持った事を確認して手を離すはずが、渡しきれずに落としてしまう。DSCN0827.JPG
 いつも展示する時は少ない時でも古時計50台は出展、これを慣れない人が会場まで運ぶ事に、そこで事件は起こる事が多く、注意していてもヤッパリ起きる。

 こんな事を何回も経験しているから、重要な時計は自分で運ぶ事にしているが、その他の時計は他人に任さなくては仕事にならない。
 ディスクを恐れていてはとても展示は出来無いもので、多少の失敗は仕方がないと思って、常に展示すれば事件も起きると思っている。
  折角手伝ってくれた人が失敗して、関係者から怒られるのを見ると、こちらが恐縮する事に、本人も気を使って仕事をしたはず、不可抗力であり、責めてはいけない。

 DSCN0829.JPGそんな事で今回の失敗は私自身、壁に掛ける際、自分では掛けたつもりで手を離したが、しかし掛けたはずが架かっておらず、時計は落下。
 バラバラになって下に落ち、それを修復するのに時間をついやする始末、自分でしでかした事だが、他の人まで巻き込んでしまう事にもなる。
 その場の雰囲気が一変してしまい、嫌なムードになりかねない事も、そんな時は馬鹿笑いして周りを和ませるのが1番。
 展示に時計を移動させるのは当たり前、それが嫌なら展示は出来ないと思っており、やはり不可抗力は何時でも起こるもの。

 写真はバラバラな時計を修復している時に撮られたもの、この様なことが起きるのも身近な展示会場である証拠でもある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月05日

これも時計小物

      可愛いだるま



 SANY3761.JPG時計愛好家にとって時計は何時見ても興味をそそるもの、喩えそれが本物の時計でなくとも愛着が湧き、れを求めたいと思う。
 時計グッツは色々なものが出回っているが、どれを求めるかは本人次第、ある日とは写真であったり、ある人は置物であったり、ある人は絵画であったりと、やはり人様々。
 一時期時計の水滴が流行ったもので、時計愛好家はそれを求めて捜し歩いたが、今は静かになっているようだ、そんな流行もあるが、流行に左右されず我が道を行く人も多くいる。
 私の友人で紙物を専門に集めている人がいて、おもに版画であるが数が多く、古いものから新しいものまで、ありとあらゆる版画を集めている。
 人がどう云おうがお構いなし、人は人と我関せずの構え、ここまで徹していると感心するもの、逆にそこまでやるかと驚きにも似てる。
 写真の時計、非常に小さくて5センチと小型、寄木ダルマをモデルに作られたもの、この様な小SANY0082.JPGさな時計に関心を持つ人も多い、時計は動かなくても構わないらしい。
 時計の形をしていれば良いとの事、大きなものには興味もなく、小さなものしか集めない人、その人達にとっては、写真のような小物の時計は必須条件だ
 この様なリアルな小物もあるようで中々無いもの、あちらこちらと探し回っている人も、多くは持っていない物だが、価格は安いものだ。
 価格が安いものほど物が無いので、特に非売品となると愛好家の目の色が変わるもの、そんな小物の時計を集めて、だいの大人が探し回るのも滑稽だ。
 しかし、彼らにとってはそれが宝物に見えてくるもの、子供の玩具の時計までも、蒐集の対象であり、真面目に玩具屋に通いもする。
 そんな愛好家の人気のある時計小物が写真の時計、こんな物の何処が良いのかと思う人、それSANY0083.JPGは好き好きで、人には分からないかもしれない。
 愛好家にしてみればそれはお宝に見え、是非とも手に入れたいと思う。
 玩具であるが故、本物の時計でない事が良いと言うのだ。
 そして愛好者からは精密でない方がより時計に近づくように思われると言うのだ。
 本物の時計ではなく、そのムードを如何にして作り出しているかが見どころと言う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話

2017年04月03日

独自の発達

           素材も色々



SANY9467.JPG 掛時計の振り子室の扉、この扉には色々な装飾が施されている物があるが、その中でも特殊な装飾を施されている時計があり、特に古い時計に多いようだ。
 普通の時計の振り子室の飾りと言えば、ガラスに施される絵もしくは線、大抵の時計はこの様な仕様になっていることが多く、簡単な物がほとんどと言って良い。

 例えば線のみで円形の形や菱形の形を描くものが多く、後は写真が貼られているものや、絵が描かれているが、今回紹介するものは、薄い板を切り抜いて装飾した物。
 古い時計に良く見られる木象嵌が時計全体に施されたもの、イギリス製の掛時計などに良くあるものだが、大抵の場合は振り子室のガラスは装飾がないものが多い。SANY2645.JPG

 時計全体に象嵌されているので、振り子室にはシンブルなガラスのみ、それが時計を引き締める1つのデザインなのか、この時計をモデルとして、アメリカで製造された時計。
 それらの時計にはイギリス製にない装飾が施されており、本国の時計とは少し形式が違った物に、あえてイギリス本国の時計とは違うデザインにしたのだ。

 形こそは良く似た物であるが、そこはアメリカ人のフロンティア、スピリットかも知れず、同じ物では面白くなく、また真似だけではプライドが許さなかった。
 そんな思いで、本国の時計とは一線を隠した物を製造したのであろうか、写真の時計の振り子室に施された装飾、ガラスに直接つけるのではなく、手作SANY2649.JPGくりで施された一枚板。

 技術的なものではなく、何処となく温かみのある造りになっているのも、カントリーらしさを表した物なのか、アメリカ人の心意気かもしれない。

 イギリス製の象嵌入りの時計も存在しているが、この時計のように素朴なものではなく高級感のあるもの。
 アメリカの当時の意気込みが伺える造りとなっているのも面白い。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計裏話

2017年04月02日

不思議です

      昔の玩具は華が
 
SANY1242.JPG
 今のものと違って素朴であるが、それが何ともいえない良い雰囲気を持っているもの、豪華でなく素材も良くは無く、見た目にはパッとしない物が殆どだ。
 現在の玩具は豪華すぎて、そして値段も高く子供の玩具なのに何故あんなに高くする必要があるのか、何時も孫の玩具を買うときに疑問を持っている。

 昔の玩具は安くても色々な工夫がされ、単純であるが故に何時までも飽きず、長く使用出来丈夫でもあり、製作者が子供の為に作ったと思われるものでもあった。

 しかし、現代の玩具は製造所が儲けるために作ったものであり、流行や派手さを追及して子供の購入意識を誘うように出来ているものが殆ど、子供を喜ばせようとする物にあらず。SANY1235.JPG
 利益を追求する為に作られたもの、商売だからやもうえないかもしれないが、やっぱり商業主義が先行しているようであり、余り感心しないものが多い。

 写真の玩具、見た目には不思議な形をしているが、之で遊んだ方は懐かしく思えるのではないだろうか、注射器の要領で親指で、右端の先端を押すと、卵型のものが回転し出す。

 するとドーム型の部分が開き、中から小鳥が出てくる仕掛け、仕掛けはバネと歯車の組み合わせ、押す事によってはぐるまが回転し、上に付いているドームが回る仕組み。
 シンプルな仕掛けであるが、実に良く考えてあり、仕掛けを考え出した人に頭が下がる思い、子供の驚く顔が見えるような玩具、この様に何時までも使えて今なを新鮮さを放つ玩具が、現在幾つあるのか。

 現在のように高価な玩具ばかりで、子供が買うような値段ではないものがあふれ、それを大人が買い求めているのもおかしな話。
 子供が簡単に買えるような値段で、それでいてシンプル且面白いものを作り出してやることが、大人の務めだと思うが、悲しいかな商業主義に走り過ぎである。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2017年04月01日

宝物3

      時計には付き物


 SANY1747.JPG古時計には付き物があり、1つは振り子、もう1つは鍵、この二つがなければ時計は動かないもの、古い時計はゼンマイ式でネジを巻き時計の動力となるが、之を巻くには鍵が必要。
 そして時計が連動運動するには振り子が必要、振り子がなければ正確に時間を出すことは出来ないもの、この2つが無ければ時計として成り立たないが、振り子も鍵も1つづつあればよい。

 しかし、古時計の中には鍵が無かったり、振り子が付いていなかったりと、状態は様々有、古い物なので無くなってしまったものも多く、無ければ時計は動かない。
 時計愛好家はその為に、予備の振り子や鍵を持っている人が多く、案外この振り子がかさばって邪魔になることも、必要ではあるが多くあれば邪魔になる。
SANY1751.JPG
 古時計は色々な状態のものが市場に出回っており、製造された当時のままの振り子が付いているもの、そうでないものとがあり、これも頭を悩ませる一つと言えよう。
 そんな事もあるから予備の振り子も沢山持っていないと、イザという時に困ることになり、必要に応じて振り子をストックしている。
 何時もの事であるが、必要な時に無いと困り果てるものだが、普段はやっぱり邪魔な存在、しかし、無ければ困るから段ボール箱に入れて保管していた。
 そんなおり、娘が学校の工作で箱を作るが、どんな物が良いのかと相談してきたのが、30年も前の夏休みの時、宿題でどんな箱でも良いから作ってくるようにとの事。

 そこで、簡単で頑丈な箱が良いと教えたが、その後学校へ持って行き秋に持って返ったときには、外側にざくろの彫刻が施された頑丈な箱をSANY1749.JPG持って帰ってきた。
 写真の箱が其の箱、私へのプレゼントであったようで、私に聞いてから学校で製作したようだ、其れ以来振り子や鍵を入れる箱として、30年経った現在でも私の手元で活躍している。
 娘も嫁いで行ったが、この箱は私の宝物であり、重い物を入れても壊れないようにと、頑丈に作ってくれたのに感謝して、いつも手元に置いてある箱でもある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記