2017年04月13日

旅の思い出

      誰 も が 描 く 思 い

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 全国よく旅をしたもので、その土地、その土地の思い出は今も深く刻み込まれ、そのときに手にした物を見ると走馬灯のように浮かんで来、ついのめり込んでしまいそうである。

 今ではあまり見かけなくなったマッチ、当時はまだまだマッチの時代であり、今みたいにタバコがうるさくない時であったので、何処でも宣伝のためにマッチを置いていた。
 そして、店独自のマッチを製作して客に与えていたが、その中には芸術的なものや、ユニークに物、奇抜な物等趣向に凝ったマッチが沢山あり、それらを記念に持ち帰った。
 勿論マッチであるから火を付けるために貰って来たもの、使うためのものである。

 外箱は大事にとっておき、中身はタバコを吸うために使うのだが、当時は100ライターよりもマッチの方が主流。SANY0808.JPG
 ライターも便利なことは分かっているが、マッチを擦った時のあの匂い、独特の匂いがして火が付く、あれが良いのだと思うが。

 我々にはあの匂いで煙草に火を付けると、何故かしらタバコを吸うと言う行動を実感するもの、ライターではこれが味わえない。
 やはりあのマッチを擦った時の匂いが染み付いていると思う、そしてパチンと火が付くときの音、あれが大きければ大きいほど良いと思う。
 以前にも同じようなものを取り上げたが、今回は少し突っ込んだ思いを込めたつもりです。

 写真のマッチは、その中でも私が特に記憶に残る物を少し出して見たが、やっぱり店独特の趣向に今見ても驚く、単なるマッチに留まらず、店の意気込みが伝わって来る様である。
 SANY0800.JPG表の図柄を見ただけでどんな店なのか、店の中が連想できるような図柄ではないのかと思う、小さな物であるが、返って小さいが為により連想させる力がある。

 すべて私好みの飲食店のマッチ、其れもどれも個性派ぞろいの店ばかり、絵を見ただけで何処のマッチか今でも直ぐに分かり、当時が思い出されるから凄い力である。
 宍道湖のほとりの「八雲本陣」、会津若松の「鰻屋、えびや」、仙台の喫茶店「古時計」、など住所を見なくても図柄を見れば直ぐに分かるし、そのほかのマッチも同様である。
 古いものは50年も前物もあり、今では風の便りに閉店して店が存在しないところもあり、時代の流れの速さをしみじみと感じるが、其れも思い出の1つであろうか。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記