2017年05月10日

やってしまった

   落としてしまった

 
 SANY1518.JPG古時計展を企画すると当然の事古時計を搬送しなければならないが、必ずと言って良いほど事故が起きる。
 事故と言っても車の事故ではなく、古時計をぶつけたり、ガラスを割ったり、ゼンマイが切れたりと様々な事が起きる。
 古時計展示とはそれらの事故が起きる事を想定していなければ、古時計の展示は行えものだと思う。

 だからそんな事の起こらない様に注意はしているが、そこは何が起きるか分からないのも現実である。
 多くの古時計を運ぶことになるから、幾ら手馴れている私でも事故を起こすことに、今回も私の起こした事故だ。SANY1510.JPG

 搬送された古時計を順番に展示会場に、計画された場所に移動されて来た古時計をかけていた時の事。
 何時ものように古時計をかけるのは自分で行ってきたので、今回も当然自分の手で行っていたが、その時起こしてしまった。

 大事な古時計は慎重に扱っているつもりだが、その時はついうっかりと掛そこね、古時計は真っ逆さまに床に落ちてしまった。
 鈍い音がしてバラバラな状態に砕け、周りの人たちが凍り付いてしまい、これではまずいと笑い声をあげた。

 その後設営会場は異様な空気に、みんなの視線がSANY1505.JPG古時計に注目、そこにあったものは残骸でしかなかった。
 当然雰囲気は最低に、だからこそ笑い声をあげて周りを和ませないと、これからの作業が出来なくなるからだ。
 見事にバラバラとなった古時計を片付け、何事もなかったように作業をはじめ、周りも少しは落ち着いた様子であった。

 しかし内心では「やってしまった」と後悔の念が、やってしまってからでは遅いが、其れでも後悔するのが人間である。
 時計本体は10ブロック位に見事バラバラ、早速古時計保存協会会員のほりみずさんに電話、修理を依頼する事に、電話で故障の内容を伝えた。
ほりずみさんは「そりゃあ大変だ、修理できるかな」とSANY1513.JPG言っていたが、ここはほりずみさんしかないとお願いした。

 それから一年、今回の展示に間に合うように私の手元に返ってきたが、流石ほりずみさん外からでは全く分からない出来栄え。
 年々ほりずみさんの腕は上がり、見事と言うしかない修理の出来栄え、やっぱり会員さんは頼りになるものだ。
 それにしても「ほりずみさん」、丁寧に修してくれ、時の記念日展に間に合わせてくれたことに感謝。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記