2017年05月14日

鉛筆削り

    懐かしいもの

 
SANY1587.JPG 鉛筆削りは必需品、現在では自動式のものが主流、自分の手で回して削る鉛筆削りは影を潜めたようである。
 我々の子供の頃は鉛筆削りはあったものの、皆が皆持っていた訳ではなく、殆どの子供はナイフを使って鉛筆を削っていた。
 鉛筆をうまく削るのも一つの習慣みたいなもので、当たり前にナイフで削り出していたと思う、それが日常であった。

 この鉛筆削り鉛筆が発明された後、大分経ってから発明されたもので、その昔は芯を削り出すのではなく、シン本体を削っていた。
 もともと鉛筆なるものはイギリスで造り出されたと言われ、1500年代に遡ると言う、日本の戦国時代である。SANY1591.JPG

 日本にも宣教師によって齎されたと言い、信長にも献上されたとの事、また徳川家康が使った鉛筆が静岡の久能山に保管されている。
 長さ11センチくらいのもので、現在の鉛筆とは少し違った形をしているが、間違いなく当時使われていたもの。

 しかしこれを実用的に使っていたかは定かでないが、珍しいものであったことは間違いなく、筆の時代であった日本では。
 1700年後期には板でシン巻き、現在の姿に似たものが造り出され、六角形になったのが1839年ローター、ファーバーなる人物により現在の姿になったと言われその後鉛筆は六角形となる。SANY1594.JPG
 そして登場するのが鉛筆削り、1828年に鉛筆削りが発明され、一気に広がりを見せる事になる。

日本で言う幕末近くに既に鉛筆削りが発明されているが、鉛筆発明から約300年も経ってからの事、それも鉛筆が現在の姿のようになったからだと言われる。
 以前の鉛筆の形ではこの鉛筆削りでは削ることは不可能であり、やっぱりファーバーが造った鉛筆の形であった事が発明のもと。

 日本に鉛筆削りが入った来たのは明治末期になってから、そして国産化されるのは大正末期の事である。
 写真の鉛筆削り、右がイギリス製の大正時代のもの、左は昭和のもの、時代は違うがその構造は変わってはいない。
 イギリス製のものは鉛筆の削りカスが落ちないように本体に溜まるようになっているが、日本製のものはカスが散らばる事になる。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記