2017年05月16日

田中コレクション12

   目移りがして

 
 SANY0710.JPG田中コレクション、色々と紹介しているが数が多過ぎて何処から見てよいのか迷う人が多いと聞く。
 確かに250台もの古時計が眼前に迫ってくると、誰しも驚いて何処から見てよいものなのか、会場に入ってうろうろする。
 無理もない事で、余りの多さに焦点が絞れず、只々うろうろする事に、実際に入ってみるとやっぱり圧倒される。

 しかし圧倒されていては肝心の古時計を見る事はできず、同じ場所を行ったり来たり、そしてうつろに古時計を見ているだけ。SN3G0024_0002.jpg
 よく言われるのが、「時計は見学してきたが、どんな時計があったのか思い出せない」と言う人が多く、他人に聞かれても分からないと。

 あんた古時計を見学して来たのでしょうと言われても、では具体的に何処のメーカーの、どんなものがあったのかと聞かれても、まったく答えられないのだ。
 自分でも不思議だが、その時は見たつもりでいるのだが、帰って来て何があったのかと思い出して見るがやっぱり思い出せない。

 これが普通に起こるのもで、古時計と接したときに余り多くだと圧倒されてしまい、具体的に覚えていない、そんな現象に陥る。
 その時頭の中ではあの時計も、この時計も覚えなきゃあと思っているが、何しろ数が多すぎて頭に入らないから、結果は覚えていないのだ。

 心理的に最初から圧倒され、通常の頭の状態ではなく、興奮状態であるから覚えていないと思われる。SN3G0023_0001.jpg
 その反面、古時計が点々と置かれた状態では、実際に迫力がなく、見る方でも余りその気にならないのだと思う。
 初めから少ないと感じた時点で、興味が飛んでしまう事になり、これまた覚えようとしなくなり、結果は同じ事に。

 どちらが良いのかは見る方の気持ち次第、しかし少ないのは興醒めとなるから、やっぱり古時計好きとしては圧倒された方が良いと思う。
 そんな時はじっくりと気持ちを落ち着かせて、ゆったりとした心を持つこと、あえて冷静な気持ちで見れるように努力する事。

 気持ちさえ落ち着けば、幾ら数が多くあっても、一つ、一つが切り離されて見えるから、後で印象が変わってくると思う。
 もう一つは書き残す事も大事な作業、書く事で気も楽になるから、そのものをよく観察でき、記録として残せもするのだ。
 古時計の展示はゆったりとした気分で、楽に見て欲しいもの、楽しんで見てこそ参考になると思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記