2017年05月20日

田中コレクション13

    カラクリ

 
SANY1408.JPG 掛川の田中コレクション、今回はカラクリ付きの時計を主に紹介しようと思い色々なものを取り上げてみた。
 古時計愛好家にとってもカラクリ付きの時計は非常に人気が高く、一台や二台は手に入れたいものであると思う。
 私もカラクリ付きの時計は好きで色々と探しているが、田中さんのコレクションは数が多くて、非常に見応えのあるもの。

 古時計にはいろいろな種類が存在しているが遊び心をくすぐる時計も、それも高価な古時計ではなく、玩具的な古時計が良い。
 カラクリ付くの古時計と言えば外国製の高価なものと、そんな風に思ってしまいがち、確かに複雑なカラクリ付き時計が多い。
 そんな高価な古時計は我々には手の出ないもので、またそんな古時計は気楽に使う事も出来ないものだ。SANY1398.JPG

 そんなカラクリ付きの古時計はどこか楽しめないと思うが、特に精巧に造られているものなら尚更のこと。
 しかし我々が探しているものは其れではなく、日常に使って気軽に楽しめるもの、使っていて面白いものだ。

 だから簡単なカラクリでそれができる古時計が良いが、そこが難しい課題、なかなかそれをやってのける古時計がない。
 カラクリの機構を複雑にすればするほど滑らかな動きにはなるが、簡単には制作できないものとなる。
 だから簡単かつ機構も難しくないもの、アイデアでそれを実現されている古時計が良いが、それを探すのも一苦労だ。

 何故ならば製造数が極めて少ないから、探すのに苦労すること必定、たとえ探し当てたとしても動かなければ意味がないからだ。
 この手のからくりは簡単なるがゆえSANY1412.JPGに壊れやすく、動かないことが多くてすぐに止まってしまうので、時計としての実用性に欠ける。

 時計として実用性に欠けることは致命傷、時計が動かなければ存在理由が無いからだが、この調整が中々。
 昔の職人は簡単な仕掛けで其れをなし得ているから流石、こんな簡単な仕組みで動かしているのかと、客に驚くことになるのだ。

 機械をあけて機構を見て唖然とすることも多く、この種のカラクリ時計は意外性に富んでいると言える。
 その意外性を生み出した職人魂に感激する事も多いが、それを動かして実際に使ってみると尚更凄さに驚くのだ。
 こんな簡単な仕組みでよくもまあ動くものだと、一寸したアイデアでそれをなし得ているのだから、安価な時計にバンザイである。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記