2017年05月21日

驚きの招き猫

      黄金の招き猫



 DSCN0172.JPG本来の招き猫は三毛猫と決まっており、江戸時代から現在まで製作され人気が高かったが、最近になって色々な種類の招き猫が出現している。
 全国的に招き猫ブームは波のように押し寄せては引き、又押し寄せるといった具合であり、其の都度新しい物が生まれてくるようで、最近の傾向はカラフルな色の招き猫が登場している。

 その切っ掛けは風水ブーム、風水ブームと招き猫が合体、黄色、ピンク、青、金、銀まさに虹色の如く色合いも多くなって、後から謂れが付いてくるようである。
 厄除けに始まり、恋愛運、出世運、健康、金運、家相、など風水独特の分類により、招き猫の色も変わって、現代生活の不安定要素と合間って、益々招き猫ブームは衰えない。
SANY0893.JPG
 招き猫は日本に留まらず、そのブームは海外に波及、台湾、韓国、中国、シンガポール等に広がりをみせ、まだまだ収束する気配はない様である。
 この招き猫、昔もそれなりの種類は存在しており、三毛猫一本槍ではなかったが、現在みたいに色々な彩色を施された物はなかったのと、それに派手な色を作っても売れなかった。
 しかし現在は少なくとも10色以上の色が存在しており、今までの招き猫とは違い、バラエティーに富んだものが多いと聞く。

 最近ではアメリカ向けの招き猫が造られており、その招き猫が手にしているものはドルのコインや札で、兎に角何でもあり。
 ブームとは恐ろしいもので、今までの概念をあSANY0304.JPGっさりと覆してしまい、とんでもない招き猫を造り出し、進化していると言う事。

 写真の一番下の招き猫は瀬戸で戦前に作られた物、磁器ではなく陶器で製造された安価な招き猫であり、磁器の招き猫とは一線を引いた物である。
 磁器で製造された招き猫のように、手の込んだ物ではなく玩具、金色に彩色され派手な招き猫となっているが、やっぱり磁器の招き猫みたいなどっしりとした威厳がない。

 これも時代の流れかも知れないが、私はヤッパリ磁器で造られた三毛猫の招き猫が好きである。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク