2017年05月27日

ブリキの玩具

      ブリキのおもちゃ


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 ブリキで出来た玩具は明治初期より現在まで製造されているが、昔のものは高くて手が出ないのが現状、もともとは玩具であるから本来は安いはずである。
 明治時代に造られたブリキのおもちゃは輸入品、ドイツ、イギリスの海外品だから高価であった為、一般の子供は手が出せなく、一部の階級の者しか持てなかった代物。

 現在でも当時のブリキの玩具は高くなってしまい、又も一般の人には手に入らない物になってしまったが、本来のブリキも玩具は誰でも買える庶民の玩具であった。
 明治時代のブリキの玩具は別として、昭和初期や戦後に作られたブリキの玩具は数も多く、特殊な物を除いてはそんなに高価でなく、一般に手に入る物。
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 一部の人気キャラクターは別にして、我々が遊んだフリキノ玩具は少し探せば手に入るが、程度が良いか、悪いかは別として価格も驚くほどしない。
 私も、自分が遊んだブリキの玩具、今見るとついつい手が出てしまい、今では数もソコソコ、訪ねてきた友人が「お前にしては安い物ばかりだ」と嫌味を言うが、私にして見れば自分の遊んだ物が懐かしいから手に入れているわけで、高いから買ったわけではない。

 高い安いの論議はともかくも、懐かしいのには変わりなく、ブリキの玩具はやっぱり我々には最高の玩具、ソコソコ動けば少しぐらいハゲていても構わない。
 そんなブリキの玩具を手にとって眺めていると、ついつい昔の自分に返ってしまい、時間のたつのSANY1112.JPGも忘れてしまうのもブリキの玩具の持つ力なのかもしれない。

 写真のブリキの玩具、別に大したものでなく小さなものは新しい物だが、真ん中の戦車は少しは古いものだと思う、操縦士の体が動くたびに上下する。
 その動きが滑稽で、ついつい動かしすぎて、ゼンマイを切ってしまう事もあるが、そこは修理で培われた技術、ゼンマイを直すぐらいは朝飯前。
 修理をしながらブリキの玩具を楽しんで、時間のたつのも忘れてしまうほど、不思議な魅力を持っているもの、幾つになっても男は子供である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク