2017年05月30日

東北のこけし

      特徴がある


SANY0964.JPG こけし、一般的にはこけしは東北に集中していると言われ、多くの産地が現に製作しているが、実際は全国に広がった範囲で製作されている。
 東北のこけしの起源は様々言われているが、幕末期に木地師が旅の途中、箱根の箱根細工を見て、その技術を持ち帰り、真似て製作した物といわれている。

 その後東北全土に広がりをみせ、東北の湯治場で売り出され、湯治客のお土産として全国に広まったものともされているが、その説も間違いではないだろう。
 事実、遠刈田の温泉場が初期の東北こけしの産地として知られているもの、この遠刈田のこけしを見て、近くの木地師たちが同じ様に温泉場でこけしを販売したようだ。

 こけしの産地により、胴体に描かれる図柄はまちまち、遠SANY5422.JPG刈田系列、鳴子系列、木地山系列など、産地により当然図柄も違い、其れが又湯治客の人気を博した理由の1つでもある。
 始めのうちは細々と製作していたものが、木地師系列により、段々と広まりを見せて行き、東北全土に広がったもの、それほど東北には多くの温泉場があった証拠。

 全国のこけし愛好家は、当然全国のこけしを集めているものだが、特に東北のこけしは名人と言われる木地師を多く排出、こけしの人気を高めたのだ。
 一般的にこけしはお土産であり、安価なもので湯治客が買って帰ったものだが、次第と人気と製作者の努力もあって、価格が次第に高くなった行くことに。

 少し前の東北こけしの中、名人が製作したこけしは非常に高価なものとなり、お土産やで気楽に買える代SANY7866.JPG物ではなくなってしまった。
 全国のこけしブームに乗り、名人級のこけしはうなぎ上りの価格となり、私も欲しくても手が出ない価格となり、一面では愛好家から悲鳴が聞こえたものだ。

 需要と供給と言われるが、素朴なものがこけし、お土産屋で販売したものだから安価であって欲しいもの、気軽に買えるものであって欲しい。
 こんなこけしが東北復興の手助けとなるのであれば、是非全国の愛好家は手に入れて貰いたいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記