2017年06月19日

雛人形の冠

   どうなっているか

 
 SANY2569.JPG瀬戸の雛巡りが終わり二ヶ月を経過したがまだまだ整理は済んではいないが、これからも整理はやらなければならない。
 何故ならば展示で傷んだものが多くあり、毎年の事だがこの時期に行っている、古時計展示と同時に。
 久米邸の蔵で展示をしている古時計展、金、土、日は解説を含めて私が担当しており、蔵で一日居るのだ。

 展示会場の暇なときは蔵の二階で雛人形の整理、これも例年の事続けている仕事でも、修理するものは沢山あるからだ。
 特に御殿は破損が激しい、展示は御殿を組み立てて展示をするが、終わればまた分解しなければならず、毎回組み立て、分解の作業を行うが、その時に破損する事が多く、その修理も手間の内。
SANY2577.JPG
 そんな事を知らない人は何で今頃雛人形なのかと聞く、ひな祭りはとっくに終わっているから、しかし私はこれからが修理の時期。
 暑い夏は何もしたくないから、今のうちに片付けけたと思い、空いた時間を修理に当て、コツコツとやるのだ。
 するとおば様達が展示場に入って来て、何やら話をし出したが、「前ここで雛人形を展示していたわ」と聞こえた。

 それって「まだやっているのかしら」と、その声に反応して二階から下に降りて行くと、ビックリした様子で、おば様達「上に人がいたの」と更に驚くのだ。
 たまたま修理していた冠を持って降りた為、それを見つけSANY2570.JPGておば様が「何でそんなものを持っているの」と目ざとく見つける。

 今修理をしていたところと冠を置くと、「大きな冠だけど、何処のものなの」と問いかけて来る。
 事情を説明すると「そんなに修理する事があるの」と聞かれるが、色々説明すれば「思ってもみなかったが大変だ」と感心するのだ。

 すると違う人が「雛人形の冠、そんなに大きかった」と、確かにこの冠は大型の雛人形のもの、横20センチ、高さ17センチの大きさである。
SANY2579.JPG
 今まで冠をよく見ていなかったが、こんな形だったのと不思議そうに見るので、「じっくりと見てください」と、そこに置いて見せた。

 改めてよく見ると、「こんなものが付いているの」と感心されている様子、何気なしに見ているのと、まじかで見てみると更に興味が出た様子。

 写真がその修理途中の冠、明治時代の大型ひなのもの、もう少し古いものだと形が変わるが、これはそのあとのものだが、一番上に鳳凰がつけてあるもの、大体この形が多く造られたようだ。
 おば様達、古時計展そっちのけでこの冠の事ばかり聞くのだ。
 




posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記