2017年06月25日

水無月払い

   そろそろ近くなる

 
SANY1834.JPG いよいよ夏の到来であるが、昔からこの時期になると変わった和菓子が登場するが、これも由来があると言う。
 季節の変わり目は日本独特のもの、特に四季がはっきりと分かれており、夏冬明らかな違いもあるが、それだけではない。

 昔から日本人は四季を通じて移ろうさまを楽しんできたもの、季節、季節でうつろい方が違うのだ。
 それを巧みに取り入れて来たのも日本人ならではの事、外国から見ると不思議にも思えるらしいのだが。
 自然と共に過ごしてきた日本人にとっては当たり前の事、四季折々に生活の中に取り入れもして来た。SANY1827.JPG

 もともとは太陰暦を採用していた時代、月の運航に従って暦が定められてきたもので、その節目には厄払いの儀式をした来たのだ。
 節目には邪気が入ると言われ、それを防ぐ為に色々な儀式が行われて来たのであるが、現代人はそれを忘れかけている。

 一番わかりやすいものに節分があるが、あれもこの節目を過ごすためのもの、邪気を追い払うために豆まきをすのだ。
 現代人はこの豆まきは今でも続けているが、昔から行われた、それが節目に行われる儀式の一つ、今の人もこれくらいは知っている。
SANY1823.JPG
 では水無月払いとは何なのか、一年の半年を過ぎ、これから夏に向かうために、今までの厄を払い落す儀式だと言う。
 節、節の節目であるが、一年の中ほど、暑い夏を乗り切るために禊ぎをして厄払いをし、新たな気持ちで乗り切ろうとする日本人の気持ちの表れ。
 最近ではビルの谷間に季節の移ろいなど感じない様になっているから、季節感もだいぶ薄れてきた。
 都会に暮らしていると中々季節感は鈍くなってしまい、四季の移ろいまで忘れてしまうようだ。
 そんな都会人でも季節感を味わうSANY1836.JPG事が出来るものに和菓子が、この時期になると外郎の白い肌の上に小豆が乗った和菓子が登場する。

 これを見ると夏がやって来ると実感するが、この和菓子実は氷菓子に見立てたもの、昔きゃう中では夏に氷室から氷を取り出して、蜜をかけて食べたと言う。
 勿論一般の人が出来るわけもなく、後にそれを真似た和菓子が造られたもの、それが写真の和菓子だ。

 昔の人は外郎の白さを氷に見立てたもので、何で外郎なのとか思った人、それがかき氷に見えないかな。
 もう一つは生麩の和菓子、これもこの時期限定のもの、山帰来の葉に包まれている生麩にこし餡が入っている。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記