2018年04月10日

デッサン用

      良い絵がSANY0320.JPG

 あるアンティークショップにぶらりと立ち寄り、古時計を物色していると店主が「お客さん、何を探しているの」と声を掛けてきた。
 古時計を探していると答えると、「どんな時計が欲しいの」と又聞く、余り質問されると買う気分にならないのが私の性分、何時もの事だが。
 古時計位は自由に見たいもので、あれこれと聞かれると気分がそちらに行ってしまい、買う気がなくなってしまうので、探している時は邪魔されたくないのだ。
 そんな店を出ようと出口に向かった時、ガラス越しに女性の顔が目に入ってきたのだ、この顔にひきつけられて隣の店に入ってしまう。
 その店はリサイクルショップ、雑然と物が置かれる中、入り口近くのテーブルの上にその女性の顔が、目に付いたのはこの顔。
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 学生時代、図工室に置いてあったデッサン用の石膏像、其れに良く似た物が私の目に入ってきたのだ、近づいて見ると、なんと時計であった。
 まさか時計とは知らずに、石膏像に引かれて来たのに時計とは、其れは高さ60センチ位の時計、その上部に石膏像が乗せてある時計だ。
 セイコーが発売した時計だ、正確には調べていないが昭和30年代に販売されたものと思うが、黒色の大理石の台の上に石膏像を載せたもの。
 時計本体は非常に重い大理石、あたかも石膏像の様な格好をした時計、当時としても変わった時計であったと思われる。
 石膏像は可愛らしい女性、如何にもやさしそうな顔、こんな時計を飾っている部屋はさぞかし楽しい部屋であろうと思われる。
 店主に値段を聞いて見ると「お客さん、幾らで買ってくれるの」と逆に聞いてくる始末。
 2000円なら買っても良いと言うと、「其れでオッケーです」と直ぐに商談成立。
 買ってから手渡された時計の重さにやっと気付いて、こんなに重い時計何処に置くのかと、単に石膏像に魅せられて買い込んだ時計、ヤッパリ飾るところを選ぶ時計だった。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記