2018年05月12日

エジソン

      同 じ 格 好

SANY6625.JPG 何度も取り上げているがエジソン、言わずと知れた大発明家、トーマス、エジソン数々の発明をなし個人から大実業家となった伝説の人物、レコードの発明から電球、電話、様々な発明をし大成功を収めた。
 彼の興した会社は現在でも健在、一個人から世界の大企業に発展させ、自らも宣伝マンを努めた異例の人物であり、社長でもあると共に発明家でもある。
 普通発明家とか、学者とかは会社の前面にはあまり出ないもの、華々しい販売の表舞台に出て、しかも自分で宣伝しないのが発明家であったと思うが、このエジソン其処が又違う人。
 自分の発明したレコードを自分自身で宣伝に努めた人、自社で販売しているレーコードの商標とも言える部分に自分の顔を出している事、この事からもエジソンが、他の発明家と少し違う人であったよう。

 自社の商品の宣伝に自分が出る事自SANY4708.JPG体異例、同時期のグラハム、ベルもまたレコードを出しているが、彼は自分の顔すら表に出していなくて、発明家らしく表舞台に登場していない。
 写真のエジソン、どれが1番若くて、どれが1番歳を取っているのか見比べてみては、このレコード古いものでは1885年のものがあり、その物にもエジソン自身の姿を出している。
 3つのレコードにある顔、右から左に七三に頭を分けている姿で写真に写っており、1885年、1906年、1914年と30年以上の歳月が流れているが、殆ど同じ姿で写真に写っている。
 これも又、当時としてはどの様なとらまえ方であったのか、今では知る由もないが、エジソンと言う人余程の出たがり家であったのか、兎に角目に付く人のようだ。
 あたかも、自分の顔が商標のような扱い方である事には変わりなく、他の人とは比較にならないほどの自信家であったのか、其処まで自分を売り込む人物であったようだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2018年05月11日

今盛り

  気付かなかった
SANY5519.JPG
 この所の雨で木々の芽が一気に噴出したようで、あちらこちらの木々は薄緑になっている中、家の前の道路脇の空き地に花が咲いている。
 今まで何度となく見ているが、こんなに大きな花が植わっているとは気が付かず、花が咲いて気が付く始末、誰かが毎日手入れをしていたのだろうが。
 町の中の道路脇、街路樹の根元の隙間に良く草が生えているのを見かけるが、ここは近所の花好きな人が、その空き地に花を植えたのだろう。
 冬のうちは全く其処に花が植えてあるとも知らず、何度も行き来しているのに終ぞ気が付かないまま、何気なしに見ていると思うのだが記憶にない。
 何時も思うのだが誰かがやらなければ花が沢山咲くわけがなく、其れを普段は気が付かずに通り越しているのだと思うと、何だか情け無い。
 自分も単なる無関心の人となってしまったのかと今日気付く、其れなのに花の美しさに足が止まったのは、ヤッパリ花の力なのか。
SANY5532.JPG
 其処まで育てている人が居るのに日々気が付かず、花が咲いて誰かが植えたのだと気がが付くとは、何時も何処を見ていたのか。
 それにしても見事な花だと思い、早速家からカメラを持ってきて、写真に収めたのであるが、道路脇にこれだけの花が咲くとは感心するやら。
 この所の雨で花も一気に力を貰い、一斉に咲き出したと思うが、他の人はこの花を見てどう思うのか興味が湧いて、暫くその場で見ていた。
 買い物帰りのおば様達が現れ、花のそばにより何やら雑談をし始め、あちらの花はどうとか、こちらの花はどうとか言っている様子だ。
 暫く聞いていると、やはり花の名前を話している様子、ジャーマンアイリスとか言っているようだが、私には何の事やら分からず、もう少し聞いて見ることにした。
 すると他の人があやめとは違うのかと言い出したが、別の人が日本のあやめではなく、ドイツのあやめだと説明しているのだ。

 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月10日

      個 性 が 命

SANY1789.JPG 伝統の「こけし」、土産物屋の店頭で売りに出された「こけし」、その発祥は東北そしてそんなに歴史は古くなく、幕末頃であるらしくハッキリした年代は分からない。
 当初は顔や色はなく、人間の形をして素朴な物であったが、次第に色や模様替えが枯れるようになり、東北一円に広がり温泉場のみやげ物となった。
 売り出し当時はそんなに売れるとは思われず、木地師のお遊び程度であったらしく、現存する古い当時のこけしは、素朴其の物であり、今の「こけし」とは様相が違う。
 しかし、次第に温泉場の土産として定着すると共に、売れ行きも好調となり木地師が競い合うようになるに連れ、「こけし」は次第に土地、土地の個性が出始める。
 こけしを見れば、どの温泉場で売られていたものか分かるような個性が表現され、木地師たちの系図も徐々に出来上がり、何々系と言れるようになる。
SANY6711.JPGSANY0775.JPG
 例えば、遠刈田系、鳴子系等と呼ばれ、特徴のあるこけしが売り出され、益々こけし人気に拍車がかかる事になるが、こけしだけでは生活して行けず、あくまでも副業であった。
 この様な「こけし」、産地と作者により独特な顔が確立するが、その表現は実に豊で素朴なものが多く、奇抜な顔の物もあるが人気は今一のようで、やっぱりこけしは可愛らしくなければイケない。
 そして、顔の中でも目が1番難しいそうで、之でこけしの命が決まるらしく、木地師たちの腕の見せ所といった感じ、作者独特の目が描かれている。
 やはり目は口ほどにものを言うと言われたとうり、目に「こけしの命」があると表現されているのも頷け、個性溢れる目が作者の意図を表している。

 
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2018年05月09日

偽アトム

   全く似てません

SANY6638.JPG ブログ再登場の「鉄腕アトム」、わたしの若い頃に雑誌「少年」に連載されており、夢中になって本を読んだものだが、この「アトム」実に息の長い漫画であり、昭和27年4月から昭和43年まで連載されていた。
 この時代、私達同世代の子供は皆「アトム」の虜になって、小さなロボットであるにも拘らず、当時「10万馬力」と言う途方も無い馬力を誇り、次々と悪いロボットをやっけるアトムに酔いしれたもの。
 当時アトムの馬力が10万馬力と聞いても、どれだけの力か分からなかったが、あんな小さなロボットが如何して、そんな馬力を出すのか不思議でならなかった。
 漫画とはいえ10万馬力のアトムが空を飛んで、人間とおんなじ動きをするロボット「アトム」、其れを造った「天馬博士」はとんでもない偉い博士であると思っていたのを覚えている。

 間違っていなければ私の記憶では「アトム」の身長は135センチ、体重30キロ、年齢10SANY6648.JPG歳、そして馬力は10万馬力、その他目がライトになったり、空を飛んだりと凄い能力を持っている事など記憶に残っている。
 当時から絶大な人気を誇り、漫画のヒーローでありながら、あたかも実在しているかのように思っていたのも、今思えば夢があって当時は楽しかったものだ。
 そんなアトム人気にあやかって、色々に「アトムグッツ」が売りに出されたが、その1つが写真の土人形、「瀬戸で製造された陶器の鉄腕アトムの貯金箱」、本物のアトムと比べればあまりにも似ていない。
 今で言う海賊版のアトムの土人形、当時は絶大な人気であった為多く製造されたようで、何年か分からないが、これもその当時の物だと思う。
 土人形の貯金箱、アトムであると言わなければたぶん分からず、大して似ては居ないようであるが、当時としては之でも売れたものであるよう、当時の子供はおおらかで有ったと言えよう。
 今であれば、パテント問題で製造会社は訴えられるであろうが、当時はマダおおらかであったのか、訴えられてはなく良き時代でもあった。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2018年05月08日

ノベルティー

      こ れ 誰

SANY6674.JPG 前にも取り上げてみたが、知らない人のために、これは何、この迫力、誰かと思いきや、やっぱりプレスリーは偉大であり、その偉大な姿をコンパクトにまとめた姿だ。
 磁器で造られた置きものらしが、しかし小さくてもプレスリーはプレスリー、「あの偉大なロックの神様エルヴィス、アーロン、プレスリー」である。
「1935ー1977、42才」の若さでこの世を去っているが、今尚根強い人気を保っている偉大な歌手である。 
 エルヴィス、プレスリーはアメリカにおいても賛否両論、良くも悪くもロックンローラーとして不動の地位にある人物。
 日本でもロックの神様的存在であり、中年の人には憧れのロック歌手、あの吉幾三もプレスリーの真似をして歌手になったようなものだ。
 1956年、「ハート、ブレイク、ホテル」で全米一位を獲得頂点に立ち、「監獄ロック」、「恋にしびれて」など名曲を連発。

 当時、ベトナム戦争真っ只中に兵士の慰問SANY6682.JPGや戦争賛成派として知られ、数々の話題を振りまいたがビートルズの反戦派とは息が合わなかったようだ。
 勿論、プレスリーはアメリカ人、当然自国の事だから立場が違ったが、愛国心は人一倍であったと言われており、ビートルズとは立場が違う。

 左の写真は、エルヴィス、プレスリーの全盛期の姿を映したもので、アメリカで発売された限定品のウイスキーボトルである。
 一目で誰が見ても分かる位に迫力があり、これを見ると往年のプレスリー姿を思い出すのであるが、まさか地元で手に入るとは。
 瀬戸で製造されたウイスキーボトルの在庫品、本来は絵付けがされているが、これは絵付けがされていないが、その方がより迫力がある様に思われる。
 高さ40センチ位はあり、下の台にはオルゴールが仕組まれている、豪華なつくりをなしたウイスキーボトル、エルヴィスファンには堪らないものです。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2018年05月07日

連絡事項

   日本古時計保存協会時計展の件

 毎年恒例の保存協会の時の記念日展を開催いたします。
 日時、5月18日より6月17日まで
 場所、愛知県瀬戸市朝日町49−3 古民家久米邸
    0561-84-5396 常時展示 母屋
 時間、10時より午後5時まで
    入場無料
 展示物、和時計から明治大正の古時計を100台以上展示

 金土日には古民家の蔵にて古時計の説明会を開催します。
 問い合わせは事務局または久米邸まで。(蔵での展示)

   日本古時計保存協会 事 務 局
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月06日

缶ピース

      今も昔も

 SANY6632.JPG私は今も煙草を止めずに吸い続けている一人、友人は何人か煙草を止め仲間も年々少なくなってゆくが、煙草を止めようと思ったことは今までにない。
 学生時代に吸い出したが、別にヘビースモーカーではなく1日に1箱程度、煙草を吸う者にとっては平均的な量、だからと言って体に良いとも思っていない。
 学生以来吸い続けていて良いとは思わないが、止めるつもりもない愛煙家、学生時代に吸い出したのは安い煙草の「朝日」、この煙草が1番長く吸っていたもの。
 朝日は安くてキツイ煙草、バットや朝日の煙草を吸いだすと周りの人が嫌な顔をするのだ、匂いが他のタバコより臭いらしく、吸っている本人は気にしないのであるが。

 この朝日の煙草、一本のうち半分くらいしかタバコの葉がなく、後は空洞の筒状になっており、その筒を指でつSANY1181.JPGぶして吸うのが粋、左手と右手で十字になるように潰す。
 つまりフィルターの役割をしている様に潰さなくてはいけないのだが、馴れないと上手く潰せないもの、之を潰して吸うのが粋であると信じて学生時代は通した。
 その後色々な煙草を吸ったがやっぱり落着く所に落着いたのがビー缶、決して体に良い選択ではなかった様で、周りからは世の中の流に逆行しているといわれる。
 今でも缶ピースの愛煙家、フィルターの無い両切りと言われる煙草、缶を開けた時のあの匂い、ピース独特の甘い香りが鼻から入ってくる瞬間が実に良い。
 しかし今は私がタバコを吸い出すと一斉に私を見る、やっぱり直ぐにきついタバコと分かるらしい。
 その目は私に向けられ、どんな煙草を吸っているのかと、そして匂いがきついと感じているらしく、迷惑そうな態度、これには恐縮する。
 しかしこれぞ誠の煙草、タールやニコチンなんぞ知らないし、これからもこのピー缶を吸い続けるものと確信している今日この頃、人様は体に良くない邪道だというが、これに勝るタバコはないと思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月05日

端午の節句

      室  内  用     
SANY1831.JPG
 5月5日は子供の日、あちらこちらで鯉幟を見る機会が増えているが、大きな物は最近では少なくなってしまったようで、其れも時代なのかと思うこの頃ろ。
 我家に伝わる幟、明治時代と思われるが親父の物なのか、それとも爺さんのものか分からず、我々の5月人形は今でも家にあり、毎年飾っていないが保管箱の中で眠っている。
 母親にこの幟旗について聞いたことが無く、子供の頃に我々の5月人形を出す時に、何時も目にしていたが、そのいわれについて聞くのを忘れ、現在も分からずじまいだ。
 この幟旗はそんなに大きくなくて、長さが2.3メートル位の長さしかないもの、小さい時の記憶だが、おぼろげながら飾ってあるのを見た記憶もあるような、そんな程度。
 我家を新築する時に、母親がこの幟旗を持って行くようにと渡され、我家にやってきたが、その後1、2度飾ったきりで後は保管箱の中、久し振りに出してみた。

 SANY6363.JPGSANY1835.JPG今の幟旗みたいに大きな物ではなく、もちろん手描きの質素な物、横幅40センチ位の大きさ、天井からぎりぎりで床までの長さ、描かれているのは鍾鬼ではない。
 描かれているのが、どう言う人物であるのか分からないが、上には松の枝が描かれ、一番下には龍の絵、なぜこの様な構図なのか知る良しもないが、やっぱりお袋にいわれを聞いておけばよかったと後悔している。
 今の幟の図と大きく違い、あまり古い幟旗を研究したことが無いので、比較にならないと思うが、現在の幟は良く目にするが、松の枝が描かれている物は無いと思う。
 図柄は兎も角も、我家に伝わってきたものは確か、今後は節句には出して、飾ってやらねばと思っているが、この幟と鎧兜とは何だか昔に返ったような気もする。

 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月04日

小物入れ

      便利です

 SANY6603.JPG古時計を持っていると、必然的に必要な物は部品、特にビス関係のこまかい物が必要、小さなビスが無いばかりに失敗する事も多く、その部品を集めるのに、これまた必死。
 兎に角古時計を所有していると、トラブルは日常茶飯事、何時壊れるか分からないし、部品が無くなってしまう事も、そんな時の為に小さなビスとか部品を集めている。
 集めた部品は自分の分かる範囲において置かないと、イザ必要なときに慌てて探す事に、しかしそのような時ほど見つからない事がしばしば、そんな時はイライラして修理どころではない。
 結局その日は修理できずに部品探しに明け暮れ、とどのつまり修理も出来ずにイライラが募るが、こんな時の為に必要な小物入れを何時も探している。

 必要な時に探しても見つからないから、普段からアンティークショップに行くと、必ずや小物入れを探す事にしているが、之が又丁度良い物が少ない。SANY2192.JPG
 前にも飲料水メーカーのブリキの景品を集めたが、それだけでは到底足らないから、今尚小物入れは探索の最中、いい物が見つかれば直ぐに買い求めている。
 之も私の拘りなのかも知れないが、プラスチックの入れ物では良くないので、アンティークな物が良く、他の人は入れ物なんて幾らでも有、ホームセンターに行けば沢山有ると言うが。
 其処が又私の拘り、中々自分好みの物が欲しいもの無く、写真の入れ物は大正時代の化粧品入れ、アールデコのガラスで出来た入れ物、キャップが付いており、小物入れにはピッタリ。
 大正昭和の化粧品、乳白色のガラスのクリーム入れであるが、之が又使い勝手が良いのでアンティークショップで見つけ買い求めたが、店主「こんな物、戸田さん何に使うの」と怪訝な顔、「こんな物まで集めているの」と手厳しいが、部品入れと説明すれば直ぐに納得。
 このような小物入れが沢山有れば、小さなビスや小さな
部品もしまって置くのに便利、暇な時にじっくりと探して、使いやすそうな物を色々と集めている。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2018年05月03日

ハクトウワシ

      巨 大 で す
 SANY1333.JPG時計上部に付いている飾り、この飾りは時計の種類により色々なものがつけられているが、1つには装飾的なものが殆どであるが、その中には国のシンボルがつけられていることもある。
 世界の時計を観察すると、国にまつわる物がさり気なくつけられている事もあり、それとは気づく事の無いのが多いが、明らかに之は国をあらわしていると思われるものもある。
 その代表的なものが、アメリカ製のバンジョン時計の頭部につけられている飾りが其れ、鳥の飾りがつけられているが、この鳥アメリカの国鳥、ハクトウワシが頭部につけられている。

 私もよくバンジョン時計を目にしていたが、はじめは単なる飾りとしか思っていなかったが、ふとした切っ掛けでハクトウワシと気づき、時計にもアメリカらしい物が付いていると思う様になった。SANY4442.JPG
 その点日本の時計には、こうした飾りは付いていなくて、別の飾りがつけられており、国をあらわすものは付いていない事に気づく、之もお国柄の違いなのか。
 写真の飾り、バンジョン時計の上部に付けられているハクトウワシの飾り、殆どのバンジョン時計には、このハクトウワシの飾りが付くのも何故であろうか。
 詳しいことは知らないが、他の時計上部にはあからさまにハクトウワシが付いていなくて、少しシンプルに付けられている物が多いのも、何故であろうか。
 意図的にバンジョン時計だけに多くつけたのか、偶々その様なデザインになってしまったのか、真実を知ることは出来ないが、この時計にはハクトウワシの飾りが1番よく似合っていると思う。
 下の写真は掛時計の振り子室のラベル、ここにもハクトウ鷲の図柄が付いている。
 日本の時計に、このハクトウワシを真似て飾りにつけられている時計は、精工舎製のスリゲル型、通称「小鷹」と呼ばれる時計の上部に鷲が付けられている。 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月02日

リモージュ

      ブルー焼き物

SANY6501.JPG 中国の焼き物がヨーロッパの貴族を魅了したことは有名な話、当時の貴族はこぞって中国の焼き物を買い入れて城に飾り、自分の富と権力を誇示した。
 当時はヨーロッパでは透き通った白い焼き物は作れなかったので、貴族たちは中国の白い透き通った焼き物に魅せれら、誰もが其の焼き物を買い入れた。
 ある貴族の城には、現在でも当時買いこんだ中国の焼き物が、城一杯に飾られている処があると言う、それほどまでに当時のヨーロッパ貴族を魅了した焼き物、中国景徳鎮で製造された焼き物である。
 その後ヨーロッパの貴族は自分たちで透き通った白い焼き物を製造しようと、お抱えの職人に白い焼き物を作る事を命じ、多くの職人が其れを作り出すことに専念する。
 しかし、何れの職人も当時の中国の焼き物を再現することは中々出来ず、長い年月を要して白い透き通った焼き物を作り出すために東奔西走する事となる。
SANY1441.JPG
 そしてフランスやドイツが其の白い焼き物を製造することに成功、一方はマイセンであり、もう片方はリモージュで、この両者がその後のヨーロッパ市場を独占する。
 写真の焼き物はリモージュ焼きのウイスキーボトル、鮮やかな色ブルーの釉薬のかかった物、前からこのボトルが欲しくて手に入れたもの、何とも言えないブールの焼き物がよい。
 フランスらしい洗練された色、ギリシャ神話のケンタウロスをデザインしたウイスキーボトル、もちろん中身も美味しいが其れよりもこの焼き物自体が美味しいのだ。
 ちなみに現在は瀬戸とリモージュは、焼き物を通じての共通の生産地として、両市は姉妹都市として提携を結んでいる。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年05月01日

恵比寿さん

      福の神とも

 SANY3652.JPG七福神の柱的存在の恵比寿、日本の神様の代表格としても知られているが、この恵比寿、実は渡来人の神様である事はあまり知られていない。
 そもそも、「夷」とは渡来人を指す言葉や外国を指す言葉、日本以外の土地をさすものとされているが、日本の神様の仲間入りをしている。
 狩衣姿をして、右手には釣竿を持ち、左手には鯛を抱きかかえた姿をした神様、七福神の中、大黒天とは親子とされている。
 この恵比寿さん、馴染み深い神様で「客神」、「門客神」、「蕃神」とも呼ばれいるが、漁業の神様として奉られている事が多い。
 えびすには海の鯨やいるか等の大きな魚の事を指すもの、その為に海に従事する者にとっての漁業の神様であり、海の恵みを授けてくれる神である。

 また、古くは平安時代から既に商売の神様としても信仰され、鎌倉時代には市場の守り神とされ、奉られていたようである。
 関西では「えびっさん、えべっさんSANY6627.JPG」とか呼ばれて、親しみ深い商売の神様として庶民に信仰されている神様でもある。
 日本全国形としてはどうあれ、親しみやすくて身近な神様である事には変わりなく、一般庶民に絶大な人気のある神様であるようだ。
 その恵比寿さんを模った土人形、福の神として飾られるもの、恵比寿と言えば鯛と付きものであるが、この土人形、海老を持った恵比寿さん。
 海の恵みの神様であるから、海のものなら何でもよい筈であるが、恵比寿さんと言えば鯛とのイメージが強くて、海老を持っていると何だか違うのかと思ってしまうが、お目出度い福の神である。
 この様な土人形もまた、一般庶民が恵比寿に対する親しみのある信仰心から生まれたもの、お目出度い縁起物である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記