2018年06月25日

出会いとは

      子孫の見学

SANY0719.JPG 今回の時計展、盛況のうちに過ぎ、多くの見学者が訪れて頂、古時計に対する関心度が多少なりとも高まったと思いたい、そなん日に。
 日曜日、岐阜県から来たと言う中学3年生の少年、時計が好きで是非とも訪れたいと父親と共に会場に、その少年和時計をしげしげと見ているので訪ねてみた。
 「和時計に興味があるの」と聞けば、「自分で造ってみたいが、一部機構が分からないから見に来た」との事、「和時計を造くろうとしているの」と聞き直すと、「はい」と答える。
 余り熱心なので和時計の中を開けて、「好きなように見なさい」と告げると、嬉しそうに中を見ていたが、やっぱり機構が分からないらしい。
 そんな態度で時計を見つめているので、「自分で分解してみな」と言うと、「本当に良いですか、もし壊れたら」と心配げ、「和時計はそんなに柔じゃないから大丈夫」と言えば、嬉しそうに分解して機構を確かめていた。
 彼が帰った後、久米邸の責任者が、「戸田さん林時計の子孫の方が話を聞きたいと言われている」と告げに、「こちらに来てもらって」と蔵に案内する。
 若い女性が現れ、「私のおじいちゃんが林市郎です」と挨拶され、是非ともおじいちゃんの時計を見たいとやって来たとの事、これも出会いの1つだ。

SANY0736.JPG 以前も岐阜時計、三工舎、佐藤時計、日本時計の子孫の方が見学に来られたが、今回は林時計の子孫の方だ、話を聞けば現在家には林時計はなく、母も是非見たいと言っていたが、今日は来れなくて私が見に来ましたとの事。
 「新聞で拝見しましたが、おじいちゃんの造った時計があると書いてあったので、飛んで来ました」と言われ、「どれがその時計ですか」と聞かれる。
 今回の展示には林時計は2台展示、そして林時計に関係のある中條勇次郎の時計、この3台の時計を詳しく説明、特に林時計の歴史も伝えた。
 多少は林時計について知識はあった様で、時盛舎の事や林時計の名前が幾度か変わった事もご存知の様、ただ実物の時計は見たことがないとの事。

 展示してある林時計を開けてみて貰い、先祖が製造した時計を写真に収められていたが、その姿を見ていると時計展をやって良かったと思った。
 出会いとはこんなもの、何処で誰かと出会うか知れ無い、その出会いこそが楽しいもの、今後もこの展示を続けなくてはと思いを新たにしたが、ただ課題も多く、キャクションが短すぎるから、モット詳しく書いて欲しいとの要望。
 確かに少し短かったとは思う、余り字文字が多いと読みたくなくなるからとも思ったが、ちょうど良い文字数を研究しなければと今後の課題でも、やっぱり展示は難しいもの、ただ並べれば良いと言うものではない。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記