2018年07月09日

万歳招き猫

      新しい形
 
 SANY9267.JPG招き猫、商売繁盛として商売人には人気が高い、昔から縁起の良い置物として店に1つは置いてあるもの、それが招き猫の置物、では何でそうなのか。
 もともと招き猫は幸運を呼ぶものとして作られもの、色々な説はあるが、その説一つ一つ手前味噌の自論説、そもそも豪徳寺説によると、彦根藩主が豪徳寺近くの木の下で雨宿り。
 すると豪徳寺山門の前で猫が手招きをしたらしい、それを見た彦根藩主は猫に導かれて山門の入ると、今まで居た木に雷が落ちたと言うことらしい。
 もしもあの時猫が手招きをしなかったら彦根藩主は死んでいたかも知れないと、そんな訳で彦根藩主は当時荒れ果てていた豪徳寺を再建菩提寺としたと言う。
 この話は寺の住職が捨て猫を可愛がり、餌を与えていたとの事、その猫が彦根藩主の命を救い、和尚に恩返しをしたと言う事になっている。
 つまり、この話の猫は、豪徳寺の和尚に恩返したもの、その猫をモデルとしたことは幸運を齎す猫として語られたもの、商売繁盛などではない話のものだ。

 江戸時代末期に浅草で老婆が猫を飼っていたが食べ物に困り、その猫を手放したが夢枕に猫が現れて、自分の姿をした置物を作れと言ったとか、そして猫の姿をした置物を作り店で売り出したところ評判となり、店は繁盛した。SANY9255.JPG
 これが招き猫の始まりと言うが、これも逸話の1つ、発祥地説の1つに過ぎないと思うが、しかしこれは商売繁盛に結びついた話でもある。
 その後商売繁盛のご利益があると信じられ、招き猫が広まったといわれ、現在まで様々な産地で招き猫が作られているのだが、その形となると様々。
 勿論当初は伏見人形を真似て作られているもの、それが変化して、それぞれの持ち味のある招き猫が誕生する事に、これも1つの流行とも言え、産地で競い合うことに。
 素朴なものから現代的なものまで様々、そんな中、両手を上げた招き猫も登場、今までの概念を覆して両手を挙げた姿、昔はお手上げの状態を示す姿。
 商売上万歳した姿は縁起が悪いとされていたが、今は金運と人招きを両方獲得したいと言う欲深さ、1つの招き猫で両方獲得できる猫だと言う。
 勿論洒落で造り上げたものだが、可愛らしい姿である事から、意外と評判が良く、若い人達に受け入れられているようだが、年配者にはやはり不人気なようだ。
 
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記