2018年08月12日

盆踊り

      あちらこちらから

SANY7513.JPG この時期になるとあちらから、こちらからと盆踊りの囃子が聴こえてくるが、近頃前よりも盛となったような気がする。
 一時期盆踊りも途絶えがちであったが、近頃では毎晩お囃子が聴こえてくるので、多少は回復してきたようだ。
 この盆踊り、歴史は古く平安時代に遡り、空也聖人が念仏踊りとして広めたとのこと、盂蘭盆の死者の精霊を慰めるために念仏踊りを奨励したらしい。
 鎌倉時代には一遍上人が念仏を唱えながら踊り、一般庶民が踊り明かしていたらしく、これが全国に広まり盂蘭盆の踊りとして定着。
 江戸時代になり、死者を弔うと言うよりは娯楽の要素が入り、爆発的に庶民の間で流行となり、7月から10月まで踊り明かしたらしい。
 しばしば度が過ぎるくらいに破目を外した者達が多くなり、取締りが強化された時もあったらしく、現在の盆踊りとは聊か違いがあるようだ。

 SANY7502.JPG最近では核家族化が進み、個人主義が行き交う世の中、隣人との付き合いも無く、又付き合おうともしない人が多くなり、盆踊りの形態も変わったらしい。
 高層マンションが立ち並ぶと、地域住民との付き合いも無く、盆踊り開場でもトラブルが起こるらしいと聞くが、私の地域でもあるようで。
 町内会費を払わないマンション住民が、町内会費で運営する盆踊り開場に来て、子供に与えるお菓子を貰えないとのトラブルを起こすらしい。
 ビックリする話だが、関係者によると町内会費で運営しており、会費を払わない人にはその権利は無いはず、なのにお菓子を渡せとは理不尽な振る舞いだと言う。
 権利と義務があることはあたり前の事だが、昨今の世の中義務を忘れた人が多くなったようで、寂しい気もするが、権利だけ主張しても通らないのも世の中であると思う。
 本来の盆踊りとしての趣旨から外れると思うが、何とも分からない世の中になってしまったのか、楽しいはずの盆踊りも、とんだトバッチリのようだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記