私達子供の頃に遊んだ玩具、何時の間にか何処にしまい込んだのか、忘れてしまい廃棄処分になっていることが多い、ご他聞にもれず私の玩具もそれだ。
子供の頃に夢中になって集めた「グリコのおまけ」、この玩具は私も自慢できるもので、その数は大きなブリキの缶に2個ほど集めたが、グリコのおまけは非常に小さくて、数は多くあってもかさばらず、ブリキの缶2個だと凄い数になるのだが。
このブリキの缶、私が結婚する時に確かに持ってきたはずであったが、その後探したが見つからず諦めていた時、お袋から実家を改築するから、自分の荷物を整理するようにと連絡があった。
お袋は「かたずけて」との事を、廃棄しても良いと勘違い、要らないものとして結局廃棄処分されてしまい、今は無いのだ。
当時は仕事が忙しくて、お袋から連絡が入って来たが実家には片付けに行けなかったのだ、それが悔やまれてならない。
子供の頃からグリコのおまけをセッセと集めていたもので、粉ミルクの空き缶に一杯集めていたので、その数は多かった。
おまけ欲しさにキャラメルは食べず、只おまけだけを集めてミルクの缶に入れ、それが溜まるのを喜んでいたのだ。
今残っていたらすごい数のおまけの量、自分でも当時自慢していたから、数は多かったもので、残念でならないが後の祭り。
惜しい事に「グリコのおまけ」は幻と化してしまったのも自分のせい、お袋に一言言っておけばと悔む事しきりである。。
今思えば、あれだけのグリコのおまけ、素晴らしいコレクションであったと後悔、あの時に取りに行けば良かったものをと、写真の玩具はグリコのおまけとは違い、助かった物の1つ。
セルロイド製の高さ8センチ位の物、落下傘部隊の隊員の姿をした人形、当時としても珍しい物で、余り多くなかったように記憶している物だ。
この様な落下傘隊員の姿をした人形は、今では殆ど見られない様になってしまい、貴重な資料としてのセルロイドの玩具、之が残っていてくれ、なつかしいのと嬉しいのと両方であるのだが。