2018年09月02日

瓢箪

      かたちが面白い
SANY8999.JPG瓢箪、うり科の植物、別名胡慮(ころ)とかひさご呼ばれ、この時期1番成長するが、収穫時期はもう少し後の事、今は黄緑色の姿でつるにぶら下がった状態にあるが、次第につるも枯れてくる。
 この瓢箪、古来より栽培されているが食用としてのものではなく、殆どが器として利用する為のもの、世界各地で多く栽培されている植物である。
 種類も色々あるそうだが、日本には小型なものが多いようで愛好家も多いと聞く、その栽培方法は簡単であり、誰でも容易に栽培出来るようだ。
 つる状になって伸びるので、それをうまく誘導してやれば簡単にひょうたんが育つというが、私も子供の頃瓢箪の苗を貰ってきて植えた覚えがある。
 簡単に栽培出来ると言われてやってみたが、結果は確かに生るにはなったが、形の良いものは出来なくて、あちらこちらに傷が出来たものになってしまった。

 要するに実がなり出した時に、他の葉っぱや障害物に当たらないようにしないと、傷物が出来てしまうという事を知らなかったので、出来たものは不恰好の瓢箪であった。
言葉の上では簡単に栽培出来ると言うが、実際にやってみればそんなに簡単なものではなく、形の良い瓢箪を作るのは中々難しいようだ。 良い形の見栄えする瓢箪を収穫するのは大変、多く実っているものの中から形の良いものを選別、そして商品にするまでには手間が掛かるもの。
 まず瓢箪を水に下して暫くすると中のみが腐り、ドロドロの状態になるので、それを取り出して乾燥されるが、成熟してない瓢箪は腐ってしまう。
 また乾燥させるときにしみ等が発生したりと、様々な障害が出て来るので注意して乾燥させ、表面を磨いて成型してゆく、この様にして手間のかかる作業を行う。

 この瓢箪、形から先に広がる末広がりとして古くから縁起の良いものとなり、縁起物とか幸運を齎す物として親しまれたり、無病(六つの瓢箪)と重なり合わせて福を齎すものと喜ばれた。
 戦国の勇、豊臣秀吉がまだ駆け出しの頃、岐阜城攻めのさい瓢箪を竿の先につけて味方に合図、結果岐阜城攻略に成功、織田信長から金の瓢箪を拝領。
 その後戦のたびに手柄を立て、金の瓢箪を増やして行き、千成瓢箪の馬印としたことは有名な話、縁起の良い瓢箪を馬印にした御かげで出世。
 瓢箪のまつわる逸話の最たるものとして出世瓢箪と言われる由縁、この様に瓢箪は縁起のよいものとして人々に愛されてものだ。
 写真瓢箪、我家にあった古いもの、左の瓢箪は親父の形見の瓢箪、右はもう少し古いもので酒を入れて持ち歩いたもの、いずれにしても利用した瓢箪である。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記