2018年11月04日

寄木でない

      論議を重ねて

 SANY0731.JPG寄木ダルマ、時計愛好家にとっては人気の高い時計、その中でも最も高い時計はイングラハム社の寄木四ツ丸ダルマの時計だ。
 この時計は何故かしら人気が高くて、昔から愛好者が多く、定番の蒐集品の1つ、誰しもが手に入れる1台、その為に値段も高かった。
 日本の家屋には金ダルマよりも、この寄木四ツ丸の方が良く合うと思うが、好き好きだから派手な金ダルマの方が見栄えがするかも。
 しかし、寄木ダルマの方がスッキリとしていて、尚且つ日本の家には良く合う時計、木の質感を旨く表現した時計の1つでもあるもの。
 日本にも寄木細工は存在しており、その精密さは海外から高く評価され、人気も高いものだが、そんな寄木と通じるものがこの時計にはある。
 本来の木の色をそのままに、濃淡で組み合わせて寄木とする物、そのために天然の色が良いムードを醸し出すのだと思う。

 しかし、時代が経つと色が変色して来るのも、この時計の欠点の1つ、段々と濃淡が分からなくなってくるもの、寄木の良い所が失われてしまう。
SANY0734.JPGSANY0745.JPG 写真の時計がその物、これを手に入れた時は寄木であるとは思っていなくて、少し濃淡のある生地ダルマだと思っていた。
 手に入れてから、アンソニアのこの手の時計は珍しいと時計仲間から、そして仲間が集まった時に、この時計で論議噴出した。
 ある人は寄木ダルマに間違いないと、すると、これは色が変色しだだけで寄木ではないと、両者の意見で喧々諤々の論争に。
 其れまで気が付かなかったが、良く、良く見ればヤッパリ寄木のダルマ、変色しているのではなく、色落ちしたものだと分かったのだ。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記