2018年11月08日

ミリタリー

      思い出の品

 SANY4074.JPG時計には色々な思い出があり、様々な人たちとの係わり合いの中から探し出したものも多く、一つ一つが思いでのある品、其れを手に入れた時の事など、今でも思い出される。
 古時計は当然のこと時代を経てきているもの、長い歳月のうちには、様々な事を見てきている生き証人でもあるが、黙して語らないのも古時計だ。
 只黙々と時を刻み、現代の我々に時を知らせ、過去も、現在も、未来も同じ時を刻むであろうが、それらを時計を通して感じられるのも魅力の1つだ。
 写真の時計、海外のアンティークマーケットで手に入れたものだが、この時計を見ると、その時の事が昨日の事の様に思い出される。
 この時計を買う時も、今思い出しても笑えて来るが、自慢じゃないが英語はからっきしダメ、他の外国語はと聞かれれば、其れもダメ、ようは全部話せないのだ。

 もっぱらジェスチャー、片言の英語「デスカウント、プリーズ」と「ハウマッチ」之の繰り返し、それでも意気込みは通じるもの、何だかんだで商談成立するものだ。
 向うの親父、「ミリタリー、ミリタリー」と、この時計を持ってSANY4076.JPGSANY4078.JPG私に叫ぶが、何がミリタリーか分からず、手振りで「ノー」と示すと、文字盤を指差して、「ミリタリー」と言っている。
 良く見ると、文字盤に何やら記号が、其れを示してミリタリーと言っているようだと気づき、見れば文字盤は夜光塗料が塗られ、軍隊仕様だ。

 文字盤には記号とハミルトンの文字、「OK、OK」と態度で示すと、今度は親父「エアープレン」と言う、何の事やらと首をかしげる私に空を指差す。
 どうやら飛行機の事らしいと思い、「OK、OK」とまたまた返事、すると「スエーデン、スエーデン」とまたまた叫ぶ、はじめは分からなかったが、どうやらスエーデン空軍の時計らしいと分かる。
 そんな事で買い込んだのがこの時計、英語が話せなくても気合、それで十分通じるが、恥ずかしいのは仕方が無く、そこは度胸しかないと思うのだが。

 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記