2018年11月10日

紅葉狩り

      紅 葉 ま っ さ か り
SANY0781.JPG 只今紅葉真っ盛り、全国の紅葉の名所は観光客で何処も一杯、人を見に行くのか何を見に行くのか分からない位、でもこの秋色に染まった紅葉を見れば苦労も素っ飛ぶ。
 毎年の事であるが人々はこの景色を見るために我慢して、渋滞を抜け、人ごみを我慢して、それでも紅葉を身に行くことを忘れないで、古来より続けている。

           「ちはやぶる  神代もきかず  竜田川  から紅に 水くくるとは」

           「嵐吹く  三室の山の  紅葉葉は  龍田の川の  錦なりけり」

 この詩が詠われたのは万葉の昔、奈良大和路斑鳩の里、この奥にある名称竜田川、此処の紅葉を愛でた万葉人が詠った有名なもの2首である。SANY0782.JPG
 美しい紅葉は、やはり万葉人も魅了、深い山に分け入って苦労しても、紅葉を見に出かけているが、今よりももっと苦労しての見物であった事と思われる。
 それ故に竜田川の紅葉を感動的に写ったのであろうが、日本人は古来より春の桜と、秋の紅葉をこよなく愛してきた歴史があり、今も昔も変わる事がない。
 そんな苦労して紅葉を見に行かなくても、写真の絵を見て満足してみたらどうだろうか、これは竜田川の紅葉を図案化した秋限定の煙草の包装紙。である
 明治時代、三河の国豊橋で製造された煙草、その包装紙に描かれている竜田川の紅葉、からくれないに水くくる風景が見事に描かれているもの。
 この煙草を見て、遠く大和の国の竜田川の紅葉を思い浮かべてみるのも、一興ではないかと思うが、明治当時の人はどの様にこの煙草を見て感じのか知りたいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク