2018年11月26日

流行の最先端

    これぞ明治

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 江戸から明治に入り、庶民の生活はがらりと変貌することになり、人々は驚きとともに新しい世を満喫することに。
 静かな時代であった江戸の生活、一夜明ければ新時代到来、キツネにつままれた様な不思議な気持ちになったであろう。
 この時代いっきに西洋から新しい文化が流入、最先端のものが日本に押し寄せ、見るもの聞くもの驚く事ばかり。
 新政府の政策であるが、時代が目まぐるしく早変わりして、人々はついて行けない位に進む、そんな時代にあこがれも多かった。
 SANY4050.JPG西洋のものは目新しい物ばかりで、一般庶民は流行りものには弱く、すぐに飛びつく習性をもっていた。
 今も昔も変わらない好奇心は時代にかかわりなく存在、興味しんしんであり、新しいもの好きであったよし。

 そんな庶民の動向をいち早く察知して、新時代のものを流行に、そこがまた日本人の性ともいえる行動に出る。
 文明開化の最先端時計、この時計を題材として色々にものを製造、庶民向けに発信することになる。
 時計本体はまだまだ庶民には高根の花、しかし安価な物にはすぐに手を出す、そこを上手くつけ込むように行動。
 一つは浮世絵であり、一つは日用品であり、一つは教材であり、そんなものにも時計をデザインして庶民に提供。SANY0089.JPG

 安価な値段であり、瞬く間に庶民の間で流行することに、安くて時代の最先端のもの、憧れでもあるものがそこに。
 いつの時代でも新しいもの好きな庶民、文明開化の香りに飛び付いたことは当たり前、大流行することになる。
 大人から子供までがこの流行りにりんじょう、其れこそ我も我もと手に入れる事に、安い事もあり流行は急速に広がりを見せる。
 写真は当時のもの、浮世絵から水滴、日常で使われる皿までが、新時代の時計の図柄、如何に庶民が憧れたかが伺えるものだ。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記