2018年12月17日

馬上杯

      一気に進歩する

SANY4503.JPG またまた登場瀬戸の染付、江戸から明治にかけて瀬戸の磁器は一気に大進歩をとげるが、其処には明治の文明開化が大きな役目を果たすのである。
 瀬戸の染付けは江戸時代はベロ藍と呼ばれる色の濃いブールーが主体、鮮やかな藍と時期の白さとの調和、其処に絵が描けた模様は瀬戸の染付けの代表。
 この藍は瀬戸のゴスと呼ばれるもので、その調合された釉が瀬戸独自の色を生み出してきたもの、ライバル伊万里の染付けと一線をかくしたものだ。
 それが明治に入り西洋から入ってきたゴス、その色は今までの瀬戸の染付けの色を一変さるもの、ベロ藍よりも少し薄くて透明感のある色がそれ。
 今までになかった瀬戸の色が実現し、磁器の精密さが増した生地とゴスの絶妙なバランスが生まれ、瀬戸独自の染付けが誕生する。

 この時期は伊万里との市場競争に遅れを取っていた瀬戸の磁器、切磋琢磨され独自の色の完成であり、伊万里に対抗できるものとなった。
 SANY4499.JPGSANY4505.JPGもう1つがパリ万博、瀬戸の磁器が海外でも認められると共に、輸出向けの商品の開発がなされ、一段と瀬戸の染付けは進歩した。
 その原因の1つが絵付け、職人たちの技術向上に心血を注いできた事が、結果を生み出してきたもの、一流の絵描の指導により格段に技術が進歩したのだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記