2019年01月29日

思わぬ出会い

      駅舎を改造

SANY8847.JPG 静岡県浜松市、天竜浜名湖鉄道の無人駅一宮、ここは天竜浜名湖線の遠州森の近く、遠州森と言えば「森の石松」、あの森の石松の出た所。
 天竜浜名湖線は名前の通り、浜名湖沿いを走る電車、沿線は人口減少で無人駅が多くなったもの、その駅の1つを利用して蕎麦屋が開店した。
 あの蕎麦打ち名人、「高橋邦弘氏」の弟子、美甘氏が経営する店がそれ、浜名湖線の一宮駅が無人となり、その駅舎を借りての営業。
 外形は元のままの駅、改札口や待合室も元のまま、駅事務所を改装して蕎麦屋に、その為に店内は広くなく、テイブルは大小三つ、こじんまりとした蕎麦屋だ。
 この店を見つけたのは、たまたま仕事で遠州森の得意先の帰り、駅のトイレを利用しに行き偶然出会ったもの、その時は「高橋邦弘氏」の弟子の店とは思わなかった。
 その為に店には入らず帰ったが、後日森に行く仕事が出来帰りに立ち寄り、蕎麦を食べる事に、出された蕎麦を見て直感、翁の蕎麦だと。
 早速店主に聞けば、「師匠は翁の高橋氏です」と、まさかこんな場所で翁の蕎麦が食べられるとは、食べればやはり翁の蕎麦、若干高橋氏の出汁とは少し違うものの、紛れも無い翁仕込の蕎麦だ。
SANY8851.JPG
 美甘氏は、夫婦で店を切り盛りしており、自分で蕎麦粉を挽き、うちたてを食べさせるのが信条、だから少し時間はかかるが、ゆったりとした気分で待てばよい。
 その間に浜名湖線の電車がホーム滑り込み、あの懐かしい電車の車輪のきしむ音が聞こえて、此処が駅であることを改めて実感。
 店の名前は「百々や」、夫婦で切り盛りする蕎麦屋、そんなに多くの蕎麦を出しているわけでなく、直ぐに売切れてしまうから、食べに行くなら開店と同時に行くことだ。
 以前時間が遅くなって、12時半に店についたら、麺が切れてしまい、目の前で閉店の憂き目、絶対に食べたいのならば開店と同時に入る事、11時30分開店だから、それに合わせて行く事だ。
 遠州森ののどかな雰囲気の駅舎で食べる蕎麦も又、変わった雰囲気で食べられ、昔の面影の残るホームに立ってみたらどうだろうか、幼い日の思い出がよみがえって来るかもしれない、そんな佇まいをした駅舎でもある。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記