2019年02月01日

またまた自然薯

      そろそろ底に

 SANY2169.JPG自然薯、山の恵みとも言うべき食べ物、小さい頃から食べなれたもの、秋になると親父が何処からともなく自然薯を持ってくる。
 知人たちが山に取りに行くからだが、そんな自然薯、簡単には取れないもので、簡単に取れるものは余り旨くないのが多く、すんなり育ったものは粘りが少く美味しくない。
 楽な取り方をした自然薯は旨くなく、苦労して取り出したものは旨い、ヤッパリ自然薯は栄養の少ないところと、環境が良くないサバ土の処の物が1番。
 粘りと香りが違う、現在みたいに畑で栽培している自然薯とは絶対に違う、あれは自然薯と言わず、栽培した偽物である。
 苦労して山から掘り出したものと同じでは、本物の自然薯に失礼であり、一緒にして欲しくないと思っているに違いない。
 その自然薯、正月用に暮れに6`買い込み庭に埋めていたが、正月に使った残りが少々あったので、本日のメインデッシュとする事にした。

 正月は親戚一同で自然薯を食べたが、40数人も集まるので其れは大変、我家では正月のご馳走であり、其れを楽しみに来る親戚ばかりだ。SANY2173.JPG
 小さい頃から食べている孫達も大好きな食べ物、恐ろしい位に食べ尽くすので、瞬く間に自然薯はなくなり、残ったものが少しあるだけ。
 そんな自然薯を掘り出して、今夜の主役にしてやるためにすり出すが、我家ではこの摩り時間を堆やするのが習わし、子供の頃からの習わしでもある。
 兎に角良く摩る、親父は自然薯は摩りが大事で、これによって味が全く違っ食べ物になると言っていて、確かに時間を掛けて摩った。
 大抵は2時間は摩り、きめ細かな泡がたつまで摩り、カツオと昆布の出汁で薄める。
 長く摩り下ろした自然薯は喉越しが全く違い、其れを可能にするのは山椒の木で出来たすりこ木だ。
 太くて長い山椒木で出来たすりこ木は中々なく、最近では中国製の物が出回っているようだが、風味が違いヤッパリ国産物に限る。
 この国産の山椒の木で出来たすりこ木を使って仕上げた自然薯が最高の味、長い時間を掛けたものほど旨さが増すのである。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記