2019年03月01日

からすみ

      お供え物

 SANY4102.JPG3月3日は雛祭り、女の子のお祭り、昔から女の子のお祭りとして行われてきた年中行事、健やかに育ってくれるようにと祝うものでもある。
 日本各地で行われているお祭りでもあり、各地様々なお祝い方をするようだが、その土地土地に伝わる風習があり、各地で受け継がれてきた。
 この尾張地方もまた、様々な風習があるが、おこしものを作ってお供えをするが、隣の県岐阜では又違ったお供え物をするのだが、その名前が「からすみ」と言う。
 からすみと言えばぼらの卵を乾燥させたものを言うが、岐阜県の東濃地方では、このからすみは米の粉で出来たもの、おこしものと同じ様に米の粉を練って作るものだ。
 しかし形が全く違ったもの、東濃地方では富士山の形をした物、木型入れて形を作るが細長い棒状の形、それい色粉で色彩を施す。

 普通は菱餅と同じ様な色使い、白色、草色、ピンク色、茶色等の彩色を施すがSANY4107.JPG、これも春の野原を表現したものと言われているものだ。
 白は雪をあらわし、緑は草をあらわし、ピンクは桃の花と春の季節をあらわすとされているようだが、所によっては違った表現があるらしい。
 それは兎も角、このからすみ富士山型の細長いもの、食べる時には小さくしてきった食べるが、切り口を横から見ると富士山の形をしている。
 棒状になっている為に分かりずらいが、切るとその姿が良く分かり、目出度い富士のお山をあらわし、お祭りを演出するものだという。
 そんな「からすみ」が、恵那の友人から送られてきたもの、早速我家のお雛様にお供えをして、我家で造った「おこしもの」との競演だ。
 この様にして、この地方独特の雛祭りをお祝いするお供え物が、各家で作られてきたが、最近では殆どが店で買い込んでいるようだが、子供のお祭りとして、この風習は残しておきたいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記