2019年03月02日

円の形

    歯車を支える

SANY9679.JPG
 前にも取り上げた時計の地板、真鍮製の板で時計の歯車を支える役目、この地板が無ければ機械として役に立たないが、存存在は余り注意して見られていない。
 当たり前の事だが事態の存在がどれだけの働きをしているかの認識も薄いもの事実、古時計愛好家もこの存在は当たり前としか受け取っていない。
 つまり何時も見慣れているものだから、空気みたいな存在で、この地板が重要な働きをしているとは思っていない、それ位の認識。
 この地板の形、アメリカ製のものをモデルとしている日本の時計は、すべてあちらのコピーとして造り出したもの、その為にこの地板の形を理解していないと思う。
 ただ単に機械をコピーした時のまま、あえて言うならそこにあったからコピーしただけと、難しい機械の構造から来たものとは思ってもいなかった。

 日本の時計の地板、その形は何種類かあるが、その殆どが同じ形の機械の地板だと言う事、つまりウオーターベリー型であること。
 SANY9083.JPGこの型になった経緯は以前にも述べてので省くが、日本の機械は殆どが同じ型であり、この地金板の形が今回のテイマであるのだが。
 ある人からこんな質問が、「日本の時計の形は日銀と同じで円の形をしているのですか」と言う質問がなされ、その人はスッカリその事を信じているようだ。
 確かに日銀の建物の建て方は真上から見ると、円の字の形をしている建物だが、これは良く知られているもので、確かにその通り円の字になっている。
 ボンボン時計の機械もこれと同じで円の字になっていると説明されたと言う、「確かにその通りですよね」と念を押してこられたが、誰がそんな説明をしたのか。
 確かに時計の地金板は円の字型になっているものだが、それは別にえうの字型に設計したものではなく、アメリカ製の機械が偶々円の字に見えただけの事。
 アメリカで設計されたもので、決して日本の円の字型にしたのではない事はあきらか、誰が如何にも日銀と同じ様な事を言い出したのか。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記