2019年05月10日

オリジナル

      良い物を求めて

 SANY5413.JPG古時計を愛する人達はオリジナルにこだわる人が多いが、どれが本当のオリジナルなのか疑心暗鬼になっているもの、やっぱり愛好家は良いものを求める。
 古時計とは時代が経っているのが普通、それなりの時代の荒波に揉まれて、時代なりの姿をしているのは当然、無傷の状態であるものが不思議。
 それなりのキズやへたり、すれたり、汚れたりする事は時代のなせる業、其れを拒んでいたら古時計と向き合えないもの、それなりの覚悟も必要だと思う。
 誰しも良いものが欲しいのは人の常、当然のこと私もその1人、オリジナルを求めて40数年経ったが、全くのオリジナルの古時計となると数が極端に少なくなる。
 ではどおしてか、時代が経つにつれて消耗品は商品劣化をするもの、劣化した物は新しく取り替えるか修理され、元の状態に無いものになる。
 例えば文字盤、古時計で良く変わっているものに文字盤があり、商品劣化の早いもので、特に紙の文字盤は痛みやすく、変わっている事が多いもの。

 そんな古時計は現存している時計の大半と思っても差し支えなく、琺瑯文字盤のSANY5388.JPGように劣化しにくいものは別として、ペイント文字盤もしかり。
 そしてオリジナルの文字判を見分けるには、1番簡単なのは取り付けビスの穴、文字盤の穴と時計本体の穴が一致していればオリジナルと思って間違いない。
 よく本体にビス穴が多く開いているものを見かけるが、オリジナルのものは穴が3個か4個、それ以外は空いていないから、其れより多いものは疑問が残ると思ってよい。
 穴がピタリと一致しても、もう1つの点に注意が必要、文字盤をひっくり返して、文字盤枠の半田付けの部分を見て、幾つもの半田の跡があるものも疑問があるのだ。
 穴が合ったとしても、半田付けの部分もオリジナルのものは5か所か6か所で、新しい半田のものではなく、黒くてくすんだ色になっているものでないとダメ。
 写真の時計、完全オリジナルの物、ビス穴も3個しかなく、半田付けも真っ黒のもの、しかもペイントも後から手が加わっていないもの。
 この様な完品の時計と比較して、オリジナルかどうか見極める目を持つ事、古時計はヤッパリオリジナルのものを多く見ることが肝心、完品な時計を探すマニアルでもあると思う。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記