2019年07月07日

たなばた

      牽牛と織女

 5節句の1つ七夕、古来より続けられてきた風習、盛となるのは江戸時代後期、SANY7567.JPG日本の風習と中国の言い伝えが習合したものと言われるが、昔と江戸時代とは異なるらしい。
 この七夕には色々な説があり、日本の中でも違った七夕が行われ、現在に続いているが一般的には織姫と彦星の話、天の川を挟んでこの日に会うと言うもの。
 牽牛と織女、一年に一日7月7日に出会う、これが中国から日本に伝わった風習の1つ、日本に渡来して中国のものとは少しと違ったものえと変化した行く。
 もとは中国の乞巧奠からの言い伝えと言うが、針仕事が上達するように願った風習から、織女の伝説となったらしいが、本当は分からない。
 それと牽牛の話がかみ合い、1年に1回天の川を挟んで合うことに、日本に伝わり精霊棚を設けて先祖の供養する行事と合体して七夕の風習となったとの事。
 やっぱり一般的になるのは江戸後期、庶民の間でも機織や裁縫が上手くなるようにと願い事をして、短冊にその願いを託したもの。
SANY7592.JPG
 七夕と言えば五色の短冊、色々な色の紙に自分の願い事を書いたものだ、何故五色であるのかとの質問は出ないのだが、これには五行説が大いに関係しているとの説。
 そんな五色の短冊、願い事を書くのだが、昔と今とではその願い事、やっぱり時代の流れ、ビックリするほど変わってしまったのか。
 人其々の願い事、昔の人は夢があったような気がするが、現代人はその夢が無い様に思うもので、こっそりと短冊に書かれた願い事見てみた。
 世の中の七夕飾りのような派手なものではなく、質素で落ち着いたものである。
 小さな笹の枝に訪問客が書いた短冊を付けてあるだけのもの、そんな小さな七夕飾りでも、ちゃんと願い事が書いてあり、少し興味を持ってみてやると。SANY7580.JPG
 やっぱり昔の夢のある願い事は少ない様で、現実の事を願って書いたような短冊ばかり、現代人の小さな願い事だと思う。
 しかし、これが本当の七夕飾り、手作り感があって好感が持てるもの、派手で市販のきらびやかな物でないから、逆に面白みもあるのだ。
 良く見ると連鶴の織物や手の込んだ物がぶら下げてあり、質素であるが良く見るとやっぱり昔ながらの七夕飾りである。
 しかし今日も梅雨空で、果たして天の川を挟んで牽牛と織女の出会いを見る事が出来るであろうか、夜にならないと分からない。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記