2019年07月23日

三木福輔

    発明家の片鱗

SANY1036.JPG 三木福輔、江戸から明治にかけ日本の改暦に関わり、福澤諭吉著の改暦弁に関わり、時計の解説に寄与した人物である。
 改暦前後、日本は西洋時間(太陽暦)を採用する当たって、時計の解説を広く国民に知られる必要に迫られ、三木福輔ら中心に時計解説を行う。
 自ら時計詳説を書き上げ、西洋の時を解説、福澤諭吉の改暦弁にも一役買うことに、兎に角江戸時代からの習慣を改めるには、其れ相当の苦労があったようだ。
 写真は三木福輔の著書、時計詳説の本、中身は地球の仕組みから太陽系の事、そして時間の仕組みなどが書かれているもの。
 現代人には非常に読み難い文章となっているもの、振り仮名などが書かれているが、昔の仮名使いであり、ヤッパリ読み辛く、理解し難いものだろう。

 三木福輔はフランスの地球儀時計を研究し、彼独自の地球儀時計を考案し特許を得ているが、自ら時計をSANY9022.JPG製造はしていない。
 そのパテントを豊橋時計に譲渡し明治31年地球儀時計が製造され、市場に出回ることになるが、三木福輔の名前は見当たらない。
 彼がどう言う経路で豊橋時計と結びついたのか研究の余地があるが、記録として残っておらず、推測の域を脱し得ないもの。
 そしてもう1つが、これも実用新案を取得している鍵、写真の鍵が其れ、何処が実用新案なのか、鍵中央の窓に日付が刻まれている。
 鍵の裏側を見ると円盤形の真鍮盤があり、これを回転させて日付を変えるもの、時計の鍵を巻いた日にちを表示出来るようになっている鍵である。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記