2019年07月25日

散歩道1

   裏の道

 瀬戸市内には大正時代の建物が残っている地域が多く、それも駅から歩SANY1006.JPGいて直ぐの所、表通りを一本はいった通りにそれらの建物があり、戦災で焼けなかった建物が多く、明治、大正の建物が残っていて、狭い路地には昔の佇まいがそのまま、そんな小道を探して歩いてみたら。
 今はやりの三丁目の夕日に出てくる世界がそこにあるので、懐かしさと、古さと、そして生活感のある町並みが其処に、子猫が歩いていたり、そなん界隈は少し静かだから、一見入り難そうであるが、勇気を出して入った行けば、新しい発見が出来る事は期待してよいのだ。
 勿論今でも生活しているから、静かに見学して欲しいが、ムードは保障するもので、三丁目の夕日のシーンが目の前に現れてくる。
 尾張瀬戸駅から歩いて左側、川上に向って左手少し小高くなっている所が、古い町並みが多く残る地域、もともと小さな窯が点在していた所である。
 陶器を製造していた所で、今は陶器は製造していないが町並みは昔のまま、そSANY1011.JPGしてこの辺りは建物もさることながら、家の土台や石垣、そして塀等を注意して歩くこと。
 なぜならば、瀬戸独特の焼き物で出来た塀や土台があちらこちらに残っているから、少し気をつけて歩けば幾らでも探がせると思う。
 陶器を焼く窯で使用していた物を利用して造られた塀や土台、形は円柱の物や平たい板状の物、丸い器状態の物で造られている。

 幾何学模様のように規則正しく詰まれた土台は今見ても美しく、当時の廃材で造ったエコの塀や土台なので、見た目にも楽しい物。
 今回紹介するのは、それとは別に瀬戸独特の物で土留めに使用している陶器、昔は何処の窯元にもあったものSANY1021.JPGで、磁器で出来た丈夫な器。
 その正体は陶器の絵付けに使用するゴスと呼ばれる釉薬、この釉薬を造る時に使用する器がそれ、この器の中に磁器で出来たゴルフボールくらいの玉とゴスと呼ばれる釉薬を入れる。
 この器を機械にかけて回転させ、ゴスの粒子を細かくする為のもの、磁器の玉とゴスがぶつかり合って、より細かな粒子となるのだ。
 ゴスは粒子が細かいほど発色が良く、粗い粒子のゴスは光沢や色合いが良くないので、この器に入れて長い時間回転させるのだ。
 その為にこの器は非常に丈夫に造られており、上からゴスの荒い物と磁器で出来た玉を入れ、両脇の穴にボルトを入れて蓋をし回転させ使う物、それを利用して土留めに使用したものだが、意外な物を利用して土留めに使うものだと思う。



posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記