2019年09月05日

招き猫のかお

    やはり顔が違う

DSCN1123.JPG 招き猫、江戸時代から製造されて来た招き猫、各産地で造られて来たが、其処には独特の顔をした招き猫が色々な産地で製造されて来た招き猫だが、同じ瀬戸で製造された招き猫でも、時代によって顔が違うもの。
 一見招き猫の顔は同じようなものと思っている人も多いが、一つ一つよく見ると全く違った顔をしているのだ、同じ時代でも、同じ産地でも、同じ製造所でも、やっぱり顔が違う、当たり前と言ってしまえば其れまでであるが、実に面白い顔をしていると思う。
 よく言われるのが古い招き猫は、動物的な顔をしており、時代が新しくなるにつれて、優しい顔になると言われる。
 色々な時代の招き猫を比較して見ると、事実古い物はきつい顔をしているものが多く、新しい招き猫は優しい顔をしている。

 もう一つが、古いほどキツネに良く似ているとも言うのだが、そSANY8891.JPGの根拠はお稲荷さんと言う、京都伏見のお稲荷さん、もともとお稲荷さんのお土産として造られていた猫、キツネに良く似た顔をしていたもおかしくはないのだ。
 むしろ似ている方がそれらしいのではと、そんな気がする事もあるのだと思うが、お稲荷さんが発祥であれば、何処が発祥かは定かではないが、それはそれとして招き猫の顔はどれくらい違うのか、並べて見たら一目瞭然。
 確かに違う顔をしている事に、改めて思うのだが、それにしても色々な顔をしているのだと思える。
 瀬戸で製造された磁器の招き猫を見るに、時代や大きさにもその違いがある事も、あらためて分かった事。

 しかしここまで個性的な顔をしているものなのか、感心してしまうが、製造者の意図とも言えるのだと思う。SANY2924.JPG
 招き猫の顔はこうあるべきと考えて、製造したものと思うが、果たして本当の目的とは何か、招き猫らしい顔である。
 江戸時代の猫の顔を見るに、動物的な顔をしており、当然だが猫であるから、その様な顔であると、しかし今の我々が見ると滑稽な顔をしていると思う。
 当時はそんな顔をしている猫ばかりであったのかと、浮世絵などに描かれている猫もキツネみたいだと思う。
 写真に挙げた瀬戸の招き猫、古い物であるが、ヤッパリキツネに近い顔をしているのだ。
 私にはその様に見えしてまうが、果たして他の人はどの様に受け取るものなのか。
 キツネに見えるのか、猫に見えるものなのか、招き猫だから猫である筈。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク