2019年10月06日

エコ通貨

   まさかこんな物

 陶貨とは金属でない通貨の事、陶器で出来た貨幣をSANY1090.JPG指す言葉、通貨は古く使用されてきたが、現存しているものは大方金属で出来ている。
 当たり前の事だが丈夫で摩耗しない素材で造られているから金属が最適、強い素材であるからだ。
 古代より通貨は摩耗しないもので造るのが原則となっており、現存している過去の通貨は金属製が多く、その他を圧倒している。
 勿論他の素材で出来ているものも、つまり摩耗しない石で造られたものも、古代より通貨としてやはり使われていたが、通貨とは簡単に摩耗しない素材でなければならないと言うもの、だからこそ金属が最適な素材である。
 世界各地で発掘される古代の通貨も、この様な事から金属や石で造られており、現在までその姿を見る事が出来る。
 日本で最初につくられた通貨も当然金属製のもの、「富本銭」と言う通貨だ、最近までは「和同開宝」が一番古いとされていたが、最近の究SANY1094.JPGの結果富本銭が一番古いと立証された。

 これ以後日本の通貨は金属製のものが主流、色々な貨幣が製造されてきたが、陶貨はそれ以後も製造されていないのだ。
 突如登場してくるのは昭和の時代、太平洋戦争末期に金属不足に陥り、はじめての陶貨が登場するのだが、これは1938年(昭和13年6月)臨時通貨法が制定され、陶貨の製造を計画、全国の陶器の産地に製造の依頼が出される事になる。
 色々の論議の末、1945年(昭和20年7月)瀬戸、有田、京都の陶器の産地が選ばれ陶貨製造に着手することに、各地で分散して製造され、1500万枚製造。
 しかし8月終戦により陶貨は廃棄処分となり粉砕されたと言うが、実際は少量現存していたもの2005年愛知万博の記念として瀬戸市が一銭陶貨を再現し売り出したもの。実際通貨の大きさの倍以上の大きさである。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記