2019年10月12日

色々な種類が

   振り竿の位置

 時計の振り竿、アンクルと連動する部品であり、時計で最も重要な部分、雁木車を正確に動かす為に必要な部分、つまり時計の心臓部と言っても良いもの。
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 ゼンマイの力を常に一定の動力になるように左右に動かす振り竿、あのガリレオが発明した等時性の原理振り子、この部分が常
に左右に動く部品。
 時計の振り子はゼンマイ式の時計であれば必需品、殆どの時計には振り子が付いいるが、その取り付け方法は時計によってそれぞれ違ったものとなる。
 勿論掛時計に限った話であるが、レバークロックとは違う形式である事は言うまでもない事、特にボンボン時計の機械に集約した話し、振り竿の取り付け位置の話だ。

 この時計の振り竿の取り付け位置、殆どの古時計愛好家は関心が薄いSANY8830.JPGので、取り付け位置等はハッキリと覚えていSANY8834.JPGないことが多くて、振り竿の長さを聞いても分からないほどだ。
 つまり関心がないから取り付け位置なども知らないのだが、こり振り竿の振りべらが切れて初めて、この部品が大切なものと気が付くが、やっぱり直ぐに忘れてしまう。
 良く振りべらが切れてしまい、代わりのものを探す時なども、振り竿の長さを聞かれても分からず、適当な長さしか説明できなくて、同じ部品を探せない。
 この振り竿も最近は直ぐに手に入らなくなってしまい、イザと言う時の為にストックを持っていないと困ることになり、私はその為に普段から手に入れるように心がけている。

 それと言うのも振り竿の長さで当然時間が違う、短いものを長くは出SANY8825.JPG来ないが、長いものを短くするのは簡単な事、だから求める時は何時も長い振り竿を買い込む。
 さてその振り竿、時計により取り付け位置がバラバラ、ばらばらと言うよりは色んな取り付け位置が存在しているので、研究してみると新たな発見も。
 前に述べたとおり、古時計愛好家は振り竿の位置を気にしていないが、取り付け位置は製造会社により異なるもの、機械上部に取り付け位置があるものや、その逆に低い位置に取り付け位置があるものまで様々。
 調べてみれば見るほど取り付け位置が分かれている事に気が付き、機械の設計段階でその取り付け位置が変わるものなのか、ハッキリしない。
 殆どの機械の取り付け位置は機械中心部に集中しているが、稀に機械本体から大きく離れた位置にあるものも、この時計の機械は特別であり、例外と思っても良い。
 その他のボンボン時計の機械、その振り竿の取り付け方法は機械中心部が殆ど、勿論アンクルと雁木車の位置とおおいに関係するもので、それも時計製造会社の意向によるものだ。
 そんなわけで振り竿の取り付け位置を写真に収めてみて、やっぱり千差万別の取り付け位置がある事に改めて感心するものだが、何でここまで違うのかとも思ってしまう。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記