2019年11月03日

うどんや

    如何しても欲しい
SANY0438.JPG
 大分前になるが名古屋のうどん屋の壁に古時計が掛けてあったので、その時計を見せてもらうためにその店に行くことに。
 友人がこのうどん屋のうどんが美味しいと、そして古時計も有ったと言うので、店を探して出かけたのであったが、別に大したうどんでもなかった。
 普通のうどんであったが、彼は値段が安いのと素早く出てくるので、其れが気に入っていたらしく、味は普通のうどんで探してまで食べに行くところではなかった。
 その店には6台の古時計が掛けてあり、昭和の時計が2つと明治の時計が4つ、壁に架かっていたが、その中の1つ明治の時計に目が行く。
 張四ツダルマの程度は良く無いもの、あちらこちらで見かける普通の古時計、うどんを食べているときは単なる達磨だと思っていた。
 何気なしに店の主人に何処で買ったのかと尋ねてみたら、人に貰った時計だというので、「時計を見ても良いのか」と尋ねてみた。

 そんな時計でよければ見てもらっても構わないと、うどんを食べてからゆっくりと時計を見る事に、振り子室の扉を開けて見た、すると名古屋で製造された「安井時計」の文字が飛び込んできたSANY0457.JPGのだ、この時計は私も以前から探していた時計で欲しい時計の1つでもあった。
 しかし、今来て直ぐに譲って欲しいと言っても今日始めて、此処は友人に頼むしかないと思い、その日は時計を見ただけで帰ってきた。
 どうせダメだろうけど友人に連絡、「ダメで元々、あの時計を手に入れてきてくれ」と言えば、友人「あんな時計が欲しいのか、俺に任せとけ」と軽い言葉、心配だが任せないと仕方がない。
  後日友人がそのうどん屋に赴き、安井時計を手に入れてきてくれたので、友人に向け「たまには役に立つこともあるのだ」というと、得意げに「当たり前だわしだってやる時はやるのだ」と。
 まさかあっさりと古時計を貰ってくるとは意外、そんなにあの店と仲が良かったのかと思いつつ感謝。
 それにしても安井時計はある様でない時計、私も長年探してきたが私自身で見たのは2台しか見ておらず、この時計には縁がなかったのだ。
 程度は余り良くないが参考資料としての価値はあり、名古屋の時計史の資料としては貴重なものと思うが、人には単なる張四つダルマだと言う、其れはそれで良い。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記