2020年01月09日

展示の準備

    部品が足りない
 今年も尾張瀬戸のSANY2455.JPG雛めぐりがやって来るが、昨年新たに手に入れた白木御殿、点検したところ展示前に部品の足りない事が分かった。
 良くある事だが買い込む時には完成品を見ることは出来ないので、売り手が完品だと言えばそれを信じるしかないのだ。
 この御殿もその様な状況で買い込んだが、点検したら部品が足りない事が分かり、このままでは組み立てての展示は不可能。
 そこで足りない部品を造るしかなく、良く似た御殿を参考に部品造りに入る、しかし簡単には行かないもので、寸法が全く分からず四苦八苦。
 それと言うのも、このような御殿、製造しているところにより大分違いがあり、完成図もないから尚更難しい状況に陥った。
 御殿は白木造りの京御殿飾り、明治期に製造された物で、特注品らしく横幅140センチ、高さ53センチ、奥行き42センチの大型御殿。
 参考にした御殿も同じ明治時代の御殿であるが、中京製の白木御殿、京都製と少し違いがあるようで、細かい所が不明で、後は良く似たものを造るしかなく、適当にアレンジをして部品造りに入るが、当然のこと釘を一本も使わないものなので、切込みを入れて接合されるが、その切り込み具合が微妙に合わない。

 材料の木材だがホームセンターで予想した寸法でカッSANY4286.JPGトしてもらい、御殿の組み立てに入ったが接合部分がやっぱり違い、組み合わない。
 原因は時代による歪、古い木材はねじりが入り、少しづつ曲がってくるために、キッチリと測った寸法では合わないのだ、曲がった部分は真っ直ぐにする事は難しく、曲がったままで接合するしかないのだが、其れが簡単には行かないのだ。
 写真はその御殿、四苦八苦して部品を造り組み立て、合わないところを微調整し、再度部品を造り直しては組み立てる。
 そんな繰り返しを何度もしなければならないのだが、造る方が素人だから尚更合わなくて、四苦八苦やるしかないので無理やり組み合わせて終了。
 部品は美しい造ではないが組み立てるのには不足は無い、その上後ろ部分でもあり、妥協して完成とし、展示にどうにか間に合った。
 それにしても簡単な造りだが、そこは職人の作業、図面通りに仕上がっているからピッタリと接合できるが、後から適当に造った物は、やはり不格好である。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記