2020年02月12日

毎年の事

   今年も又
かたち.jpg
 ひな祭りが近づくと毎年の決まり事みたいな作業が始まる事になり、その準備に忙しくなるもの今時からのスタートとなるのだ。
 知らない人は何の事か分からないが、知っている人も「大変だな」と気を使ってくれ、そんな行事が始まる。
 大げさな言い方をすれば、何でこんなことをするのか不思議に思う人も、それが「おこしものつくり」がはじまるからだ。
 普通の人達は年に一回だから忙しくてもまだ良いが、我が家のおこしものつくりは少し違い、4回はおこしものを作る事になるからだ。
 何でそんなにつくるのかと聞かれるが、これを待っている人達が居るから、その人達にとっては年に一回の楽しみでもあるから。
 この地方のひな祭りは「おこしもの」を作る習わしがあり、我が家では昔から盛んに「おこしもの」を作って来た習わし。

 「おこしもの」とは尾張地方でひな祭りに米の粉で、型で起こした餅を作るのが風習、木型で餅おこし.jpgを起こすから、おこしものと言われている。
 餅と言っても米の粉を熱湯でコネ、団子状にして木型に入れて起こして作るもの、それがおこしものと呼ばれるもの、団子に近いものである。
 型で起こして色付けをし、蒸籠で蒸して出来上がるもの、これを作るのには木型が無いと作れないから、木型を買い求めるのだ。
 我が家では古い木型は明治初期のものがあり、歴史を物語っていると言えるが、その種類も多く現在は5、60はあると思う。
 昔の型は大きすぎて、今は使わなくて、私が子供の頃に買い込んだものを使っているが、それでも60年以上は経っている。
 そんな木型で今日もおこしものを作るのだが、今年は何回つくるのか先が思いやられるが、待っている人が居るから頑張るしかない。


posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記