2020年02月25日

享保雛

   何処か違うか
 瀬戸の雛巡り、今開催されている瀬戸のDSCN0369.JPG雛巡り、毎年参加して13年になり、今年も参加しているが早いもので中日を迎え、見学者から色々な質問も頂いた。
 一番多いのが内裏様とお雛様の座る位置、どちら側に座るのが正しいのかと言う質問、関東と関西で座る位置が違うと言うのだ。
 関東では内裏様は向かって左、お雛は右に座るのが定位置となっているが、関西では内裏様は右に座っている、どちらが正しいのかと言う質問。
 そして人形店が出しいてるマニアルには内裏様が左、お雛様は右となっていると言い、こちらが正しいのだと、しかし関西の人形店では逆の位置になっているからそれが正しいと。
 この論議、実は昭和天皇に由来していると言われ、昭和天皇の即位式に従来の立ち位置が変わったからと言われており、それに倣って雛人形の座り方も変えたと言う。
 しかし関西では従来通りの古式にのっとった座り方を受け継いでいると、そんな論議が出るのもこの時であるが、結果はどちらでも良いと言う事になる。

 そんな中、享保雛についての質問が集中、現在DSCN0370.JPGの雛人形とどこが違うのかと言う事、パッと見何処が違うものなのか分からないとの事。
 現在の雛人形と明らかに違のに分からないと、勿論顔が決定的に違う事は分かるが、それ以外は気が付かないと、その為、現在の雛人形と享保雛を前に置いて説明し、決定的に違う点を説明すがあまりピンと来ない様子、つまりハッキリと認識していない事だ。
 享保雛は袖が小さく、裾が座布団を重ねた様になっていることを説明、隣の現代雛比べて見て貰う、しげしげと見てやっと気が付く。
 現代の雛人形は袖が大きくて前からは裾が見えない、享保雛は前から裾が見えている事が最大の違い、改めて袖が小さいのと裾が極端に厚い事を認識、やっと理解でき、これを繰り返し説明する、こんな質問を毎日の様に説明している。
 見学者は単に雛人形は皆同じだと感じているようで、極端に古くないと時代が分からなくて、全部同じように見えるらしい。




posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記