2020年05月08日

円天賦

   見て欲しい
 会員さんから円天賦の和時計を手に入れたので動くDSCN1069.JPGかどうか見て欲しいとの事、彼曰く業者が生で出して来たものだからと言うのだ。
 円天賦の和時計は幕末の製造、明治まじかに成ってから造られてもので、細工的にも手の込んだものが多く、高級機に多いもの。
 早速機械を見る事にしたが程度は良い方、パッと見には部品はそろっているみたい、先ずは支柱を外して歯車の状態を検査、真鍮製の歯車も程度は良く、余り動かしていない様で、歯車の擦れも少なく良い状態だ。
 割り駒式の駒も揃っているようで問題なさそう、割り駒の爪は小さいので良くなくなっているものが多い、造るのも面倒な部品でもある。
 時打ち部分の歯車も支柱を外して全部点検するも問題ない状態、やっぱり製造されてから余り動かしていない、こちらも擦れが殆どない状態。

 しかし問題があるのは円天賦のバネと部品がDSCN1064.JPG足りないと分かったが、この状態では動かないのは間違いない。
 円天賦の部品は何とかなると思うが、バネが心配だと思う、この部品の変えはないから、昔の部品を加工して使うしかないが、見つけることが先決、知り合いの時計屋さんがあるから多分あると思う。
 心配していた歯車の欠損や他の部品も欠損が無かったから、それも鐘もオリジナルのもの、割と良い状態を保っている和時計であると思った。
 只、時計を載せる丁度良い台を探さないと、折角の和時計もそれこそ台無し、気長に台を探すしかないだろう。これだけ程度の良い時計も珍しいものだ。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記