2020年05月18日

これも姫達磨

   見た事のない
DSCN0698.JPG 姫達磨、言わずと知れた小さな四つ丸達磨、その姿が可愛い事もあり、通称、「姫達磨」と呼ばれている古時計である。
 古時計の中でも人気が高く、愛好家なら1つは持っていると言われる時計、明治後期から各社から多く製造されて市場に出た。
 色々な種類はあると言われているが、実際に現存しているものは少なく、今となっては中々手に入らない時計となってしまった。
 その中でも人気の高いものは、精工舎の姫達磨であるが、人々が思っているほど数は少なくなく、姫達磨が市場に出れば精工舎のものだ。
 以前は数が少ないと言われて、古時計愛好家が買い求めた結果、値段が急騰し愛好家もビックリする始末、然し数が多いと気が付き始め、しだいに値段も下がって行った。
 勿論他の古時計と比べれば遥かに台数は少ないが、それでも手に入れるのは難しくなDSCN0700.JPGいもので、今でもネットで出品されている。
 その値段も以前の値段の半値以下、高い時に買い求めた人にとっては驚きの値段、しかしこの値段が普通であると思うが。

 需要と供給のバランス、以前が異常な値段である事は確か、前に買い込んだ人はガッカリ、しかしそれも流行と割り切る事。
 皆が注目すれば、この様な異常現象を引き起こすが、それはそれとして、他の会社の姫達磨も存在しているから。
 愛好家から見れば、逆に数の少ない他の会社の姫達磨を手に入れたいと思うが、事実、現在では高野時計の姫達磨の方が高い値段。
 遥かに高野時計の姫達磨は数が少なく、愛好家がこの時計に目を付けているから、見つけたら買い求めた方が良いと思う。DSCN0701.JPG
 色々な姫達磨も集めたいと思うのも又人情で、古時計愛好家は何処かにそれがあると信じて、今も探していると聞くが、流行とはその様だ。
 そんな中、私も今までに見た事のない姫達磨を発見、会員の田中さんが隠し持っていたもの、壁に掛けてあるものを何けなしに見ている時発見。
 その姫達磨は東京の赤星時計製造の姫達磨、今までに見た事のない姫達磨であり、早速見せて貰う事に、全体は精工舎のものと良く似ている。
 しかし所々注意して見るに、やはり違いが歴然としている事に気が付き、それぞれの造り方をしていると改めて思う。
 文字盤には赤星のマーク、指針は丸の穴あきユーハンス風のものが付く、他の姫達磨と顔が違って見えるものだ、ガラス絵も普通は金色であるが、これは銀色の彩色が施され、他社との違いを強調していると思うが、一味違った雰囲気を持っている。


posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記