2020年06月15日

動きが違う

SANY2896.JPG   振り子の動き
 古時計の振り子、時を図る時計、動力はゼンマイとしているが、振り子が無いと役目を果たさないもの、普通の振り子は左右に振れるのが当たり前。
 時計は動力を必要とするが、振り子が無ければ一定の周期で動く事が出来ない仕組みとなっている。
 振り子の役目は時計を進めるための重要な動きをする部品、単なる動く部品ではないものだ。
 時計が速く動いたり、遅く動いたりするのを調整する部品でもあることはみんな知っている事。
 その振り子の動きは左右に振れるものだと信じている人も多いが、実は振り子の動きは左右に触れるだけではなく、上下にも、そして前後にも揺れる振り子が存在している事だ。SANY9392.JPG

 一般の振り子は左右に揺れて時間を刻むもの、機械の仕組みがそのように設計されているからだ、しかし別の動きをさせたいと思う人も居て、前後に動かしたり、上下に動かしたりと通常とは違った動きを造り出したいと思っている人も居る。
 彼らは通常の機械に改造した部品を付けあえて上下に振り子を動かしたり、前後に動かしたりと変形の動きを造り出した、これも自由競争に打ち勝つために造り出された機構と言えよう。
 他の時計製造会社とは違ったもので付加価値を高めるための試行、他との差別化を表したものと言えるのではないだろうか、上の写真は上下に動き、下の写真の振り子は前後に揺れるもの。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 古時計よもやま話