2020年06月16日

使えるのか

   代用品
SANY2095.JPG
 戦時中、金属不足からくる代用品、陶器の町瀬戸で当時製造された代用品、現在のエコとは少し違ってはいるが、これもエコであるのかと問いかけられるものだと思う。
 戦時中の事だから色々と考え方によっては取り方も様々で、代用品はエコなのかとか、必然的にエコになったものなのか、それは時代がそうさせたのか。
 勿論日本は戦時中の事、海外からの輸入に頼ってきた日本、そんな状態の中から生まれたもの、それが代用品と言って良いが、一概にそれだけでは無いと思う。
 確かに金属不足は事実として存在し、変わるものを求めていた時代だからこそ、生まれたものだと思うが、職人たちはそれだけでは無く、当時として何かを生み出したいと言う考えもあったものと思う。
 現に残っているものを見ると、代用品だからと言うだけで片付けられるものではないと思う、確かに上からの指示であった事は事実。
 それだけではなく職人自身が考え出したものも存在しているから、単に代用品で判断出来ないものがこれ、スチームアイロンだ。

 写真のスチームアイロンは戦時中に製造されたものだが、代SANY2098.JPG用品を超えてつくられたと考えるべきではないかと思われる。
 このアイロン、陶器で製造されてものだが、取っ手部分は金属製、持ち手は木でつくられており、実用的なものとして製造されたと思う。
 取っ手部分に紙のシールが残っているが、それは新実用新案の特許を取得しているもの、やはり実用的に使えるものとしてみとめられたアイロンであるが、実際に使ってみたが余程熱い湯を入れないと蒸気は出ない。
 このアイロンは炭やガスの上で本体を温めないと蒸気が出ず、それもやっては見たがアイロンの底に一つしか開いていないない穴、これでは蒸気は薄くしか出ない。
 当時どれだけ売れたものか、それとも販売する前に終戦を迎えたものなのか不明である。

posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記