2020年10月27日

郷土玩具

    商 売 繁 盛
 福を招くおきものとして福助の人形は古くから人気があった様であるが、その起源は諸説あり、どれが本当であるかは定かでないとされていて、うちが本家であると譲らない。SANY0360.JPG
 福助の本家と言われる地域は主に関西が多い、京都、摂津、滋賀などであり、江戸に出て成功した話等、諸説が入りみだれているが、共通しているのは姿。
 まずは裃を着て正座をしている事、頭だけが異常に大きい事、そして登場人物が全部商売をして成功、大金持ちになっている事が全ての共通点である。
 そして、耳たぶがこれまた非常に大きく膨らんでいる事、之が福助の必須条件、こうした姿をした人形が作られて店先に飾られ、福を招くお目出度い置物である事。

 福助が登場するのは徳川吉宗の時代が1番古いとされているが、その理由は「裃を着て正座している事」、裃は吉宗が作らせたとする説があり、それ以前は登場しない。
 そして、正座をすることもそれ以後であり、その前はあぐらをかいて座るのが普通であった事、このような事実に元付き、福助は吉宗の時代以後できた物である事。
 写真の福助、相良人形であり、独特の姿をしているが福助の典型的な物、古い福助人形は京都伏見の伏見人形が発祥であるとされているが、頭は大きくて、顔が膨らんでなくてペッシャンコの顔をしているのが古い特徴。
 相良人形はその古い形をしており、現代に蘇って造られた複製品であり、七代目相良たかし作の福助で古い姿をカラフルな色で見事に再現している。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記