2020年11月16日

止めねじ

   時代により
 和時計の止めねじ、製造開始されてかDSCN1651.JPGら約500年になるが、時代時代により時うち用の鐘のねじ、色々と変化を遂げている。
 止めねじとは和時計の一番大事な部分、一番上についている部品、時間が来れば時を打つ鐘がついているが、この鐘のねじ、500年の間にはどんどんと変化を遂げているもので、そのねじを見ただけでも時代測定が可能な部分と言われている。
 つまり止めねじを見れば製造された時代が測定できると言うもの、一見して時代を表している部分と言われている。
 勿論全部が全部それで図れるものではないが大方の和時計はこの仕来たりを守っているものである。

 和時計を製造した地域にもよるが、時代時代でSANY4016.JPG留め金の流行があり、その上時計によっては形式化された和時計もある。
 初期物の留め金は蕨手と言われる止めねじ、形がわらびの姿を真似て作られているもの、左右に渦巻き状の形をした止めねじ、これが初期型と言われるもの、殆どの和時計はこれにしたがっているが、復古調のものにも付いている事もある。
 例外は別として蕨手は古いものとして和時計につく、その後3つに分かれた蕨手のものになり、江戸中期には色々な蕨手以外の留め金がつくられる。
 別格として袴腰の和時計にはくちなし手と呼ばれる特殊な留め金が付く、これも袴腰には梔子手と決まりが、その後時うちの鐘も変化を遂げ平なものに変化、それに伴い止めねじも次第に小さくなり、末期には小さくて平田なねじになってしまう。
 写真と比べてみると和時計が製造された時代がおおよそであるが判断できるものとなっており、この法則が当てはまる事になる。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記