2020年11月18日

磁器の外側

   貯金箱
 私は貯金が出来ない男、子供の頃貯金箱2.jpgより親に何度も言われた言葉が貯金せよと言う言葉、兎に角貯金の出来ない性分。
 例えばお正月のお年玉、普通の子供は貯金していると聞く、私の子供の頃の友達も貯金していたと思う、だけど私は貰ったお金は全部使ってしまい、貯金と言う頭はなかった。
 その為に何時も親から何で貯金が出来ないのかと、帰ってくる言葉は貯金せと言う言葉しかなかった、そんな少年時代を過ごした。
 しかしその性分は今も変わっていなくて貯金は出来ず、今は後悔をしている始末、今更何ともならないのだと感じている。
 貯金と言えば貯金箱、貯金箱と言えば貯金、そんな合言葉みたいな貯金箱を何故かしら好きで、子供の頃より集めていた。
 貯金もしないのになぜか貯金箱を集めると言う矛盾、良く子供の頃友人に何で貯金箱を買うのかと厳しい言葉も貰った。

 親からも貯金せよと貯金箱を与えられ、少し貯金箱3.jpgは入れてみたが直ぐに取り返し、使い切ってしまう事の連続であった。
 その親からもらった貯金箱は今も健在、終ぞこの貯金箱が満タンになる事はなく、現在も空っぽである。
 自分で買い込んだ最初の貯金箱は陶器の招き猫の貯金箱、小さなもので高さ10センチそこそこのもの、その貯金箱も現在手元にあるが、相変わらず空のまま。
 貯金箱で一番気に入っているものは、苦労し手に入れたもの、磁器製の古い貯金箱、珍しいもので同じものを見た事が無い。
 普通招き猫の貯金箱は一杯になれば割ってお金を取り出すから、中々残っていないが、私の手元はに割れないでそのまま残っている。
 この貯金局と書かれた古い貯金箱で、横には逓信省のマークが入った珍しいものだ、無傷である事が有難く今では貴重な資料であると思う。




posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記