2019年09月02日

手が込んでいる

      デザイン的に
SANY7173.JPG
 古時計には色々な種類の時計が存在しいてるが、その一つ一つが個性の塊みたいなもの、1つの時計を作り出すためには色々な過程が。
 スタンダードな形から奇抜な形まで色々、その造り方は時計製造会社の意気込みが現れているもの、他社との差別化を計る事を目指している。
 そこにはやはり個性が満ち溢れ、時計に興味のない人は、時計は八角の形だけと思っている人も、しかし形も驚くほど多く存在している。
 確かに八角の時計も多く存在しているが、逆に形の違ったものも多く存在、色々な形のものが、変形式の物はやっぱりデザイン。
 デザインの良し悪しが売り上げにひびく事もあり、その形を決めるのにも当然神経を使う、明治期の時計のデザインは殆どがアメリカ製のコピー。SANY7180.JPG
 日本独自のデザインが出来てくるのは明治末期になってから、それまでの間はコピー商品が多く出回っていたが、そのデザインを少し日本的に変え、売り出す事にした会社が現れる。

 今回紹介する時計もその中の1つ、アメリカ製ウオーターベリー社の上下八角の時計、この時計もそんなに数多く日本に入って来ていないが、この時計がモデルとなっている。
 しかしモデルとなっている時計はシンプルな上下八角の形、彫等は施されていないもので、上下八角の縁に溝が彫られているだけの時計だ。
 この時計が日本人の手になると、何処となく日本を感じるものに変化して行く事に、大手時計製造各社が真似て製造したと思えるが、やはり小さな組み立て会社が多いようだ。
 今回の時計も名古屋の今津時計が製造したもの、形こそ上下SANY7162.JPG八角の形式を取ってはいるが、縁取りがされ時計全体に彫がなされている。
 その彫も何が彫られているのか分からないものが、葉っぱの模様とも取れる彫り、しかし良く見ると西洋的にも見えるものだ。
 外国製のものには葡萄唐草の模様が彫られているのが多いが、それを意識して彫り込んだものなのか、それともよく似たものをただ彫っただけなのか。
 同じ形の時計もあるが、ほとんどが8インチ文字盤の時計、6インチ文字盤の時計は少なく、珍品の部類に属する時計だ、このような時計を生み出したのも激戦区名古屋ならではのものだと思う。
 
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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