2019年01月12日

どれが新しいのか

      オリジナルかどうか

SANY1235.JPG
 何時も話題となるのが古時計のオリジナルせい、本当に昔ながらのオリジナルであるかどうか、愛好家が集まればこの事が何時も話題となる。
 オリジナルかどうかはその部品にもよるが、大抵の場合は文字盤であったり、ガラスであったりするのだが、見分けやすいものと、見分け難いものとがある。
 見分けやすいものは文字盤、オリジナルかどうかを判断するのに、簡単な部類に入るものだが、全く区別がつかないものも、だからこそオリジナルに拘るかも知れない。
 前にも何回となくオリジナルについて質問がされ、その都度質問の答えを載せてきたが、今回の質問はガラス、それもカットガラスなのだ。
 普通ガラスと言えば文字盤枠のガラス、このガラスがオリジナルかどうかとの質問が多く、その場合は古いガラスは波板状になっていること。
 SANY1242.JPGつまり皆が言う通りゆらゆらガラスであればオリジナルと判断してきたが、それは掛時計の事、今回のガラスは置時計のガラスの事である。
 置時計でもフランス枕時計のガラス、この時計のガラスはカットガラスが入れてあり、掛時計のガラスとは全く違う物、それも手の込んだカットガラス。
 相談があったのはこのフランス枕のガラス、所有してから大分経つとのことだが、友人がこのフランス枕のガラスを見て、所々違ったガラスが入って入ると指摘。

 今まで終ぞ気にしていなかったガラスについて指摘され、自分でも納得が行かなくなり、私のもとに持ち込んで来たものだが、ガラスは中々難しい物だ。
 よく言われるのは昔のガラスは鉛が入ったいるから、少し黒味がかかった物に、しかし現代のガラスは透明度が高くて、質の良い物である。
 当然だがフランス枕のガラスも鉛の入った物が使用されているはず、そこが決めてであり、透明度の高いガラスが入っていれば、後から入れたものとなる。
 SANY1255.JPGSANY1265.JPGそして、もう1つがガラスの厚み、オリジナルのガラスは分厚い物が使用されているので、これも判断の決め手となり、その点を良く見ることだ。
 写真でも分かるように、今回指摘されたガラス、特に湾曲している部分は厚さが違う物、そしてカットも薄いもの、明らかに後から入れたガラスであると思われる。
 友人に時計を分解して、この点を自分の目で見せ、厚さとカットの状態を指摘、右側のガラスはオリジナルのガラスでない事を分かって貰った。
 この様に疑問な点があれば、分解し比較して見ると、その違いがハッキリとするから、自分でも納得するはず、面倒くさがらずに自分で見ることだと思う、写真のガラス、2枚目は新しいガラス、その下の写真右が新しいガラス、見て分かるかな。
posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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