2020年01月10日

どちらが良いか

          綺麗が良い
SANY0134.JPG
 古時計愛好家にとって時計の状態が1番の関心事、その時計が状態が良ければ、良い事はありがたい事、良ければよいほど望ましいのだ。
 古時計は当然時代が経っているのが普通、時代が古ければ状態も良く無いものが多く、状態の良い物はすくないものだと思う、あたり前の事で時代が経っていれば当然痛んでいるのが当たり前、当時の状態のままあるのがあり得ないので、それ相当痛みがある。
 この古時計、発見されたままの状態ものは少なく、なんらかの手が加えられているのが普通、埃を払いのけただけではなく、再塗装したり、磨いたりと手が加わっている。
 良くピカピカの古時計が売りに出されている事も、売り文句としては直ぐに使える状態とうたわれているのだが、その古時計を見ると真鍮部分や扉まで磨かれている。
 確かに綺麗である事は認めるが、全く時代が無くなってしまっている物が多く、手が加えすぎで古時計の雰囲気がなくなってしまう。

 ここで2つに分かれるのだが、綺麗な物の方が良いと言う人、元の状態のままで良いと思う人、この2つに分かれるが、何処まで綺麗にすれば良いのかだ、もともと古時計は時代が経っているものだから、それなりの古さがあって当たり前、それを製造当時の状態に近づけ様としても、それは出来ない相談だ。SANY0147.JPG
 しかし綺麗だからと手を出す人も多いのが現実、綺麗な時計から売れて行くのも事実、ではどの様にしたら良いのかであるが、これまた難しい事。
 出てきた当時のまま保存するのが1番良い事、汚いから綺麗にするのではなく、少なくとも現状維持の形で残すこと、これが大事な事だ。
 表面の埃だけは取り除き、あくまでも現状維持、これが古時計の保存の鉄則、時代を経た痛みも極力少なく修理する事、それも出来れば昔の手法で行いたい。
 ニカワが劣化して剥がれていれば、ニカワで又接着する事が望ましいが、難しければボンドでも仕方がない、表面にはみ出さない様にする事。
 真鍮類はピカピカに磨かない事、ガラスも変えないこと、ラベル等の紙物は極力保護をして維持する事が大切、できれば表面をプラスチックのカバーをしたいものだ。
 自分が手に入れた物だから、別に好きなようにしたいと思う気持ちは同じ、しかし古時計を後世に伝えるつもりでなければ、古時計愛好家とは言えない。
 今まで生き残ってきたから、尚更の事後世に伝える義務があると思って欲しいもの、それが古時計愛好家だと私は思う。






posted by kodokei at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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